2009年7月 9日 (木)

溽暑

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今日は見通しこそ良いものの、遠くは少し霞んでいてなんだかジメジメした感じです。おまけに、後半の風向風速計を見ると、風はほとんどなし。もちろん実際の気温は映像からはわからないのですが、映像から判断する限りはとても蒸し暑そうです。
このような日は、じっとりとして肌がべたべたする感じになりますよね。このような暑さのことを「溽暑」(じょくしょ) と表現するようです。もっとも、この言葉は今のような梅雨の時期にも使えそうですが、真にこの言葉が相応しいのは梅雨が明け、本格的な暑さが訪れてからかもしれません。日本の夏は、梅雨でなくともそもそもとても蒸し暑いのです。


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2009年7月 8日 (水)

おそろし

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鉄塔もそこそこの好天のようで、ブナの葉には弱いながらも陽が差しています。しかし、前半のショットでは、風がなく葉が全くと言っていいほど動きません。蕪村の句に「動く葉も なくておそろし 夏木立」というものがあるようですが、確かに陽が差して微動だにしない夏の木は、美しいなどという言葉とは異質の存在ですね。
後半のショットでは、微風に揺られるブナの葉が見られます。やはり、こちらのほうが安心できる眺めではあります。


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山は晴れ里は雨

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なかなか良い天気ですね。稜線ショット(前回は7月7日)では、遥か遠く武甲山もおぼろげに見えるほどの眺めの良さです。ところが、よく見ると遠方に低い雲が見えます(画像By20090708の赤丸部分)。ここはちょうど秩父の市街地にあたるところ。気になって気象データを調べてみると、やはりこの時間の秩父アメダスは降水を観測していました。典型的な「標高の高い山のほうが天気が良い」状況になっています。
ところで、この稜線ショットの映像でエゾハルゼミの鳴き声が聞こえませんね。天気がよく気温も上がっているはずなのですが。そう思って今日の映像を探してみたところ、後半に入れた林道ショットで鳴き声を確認しました。しかし、なんともか弱い鳴き声。エゾハルゼミとのお別れも間近やもしれません。


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2009年7月 7日 (火)

小暑・温風至る

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今日から「小暑」(しょうしょ) の節気に入ります。一年で最も暑い時期とされる「大暑」(たいしょ) の節気の前なので小暑、ということのようです。実際、梅雨明けはまだまだ先ですが、今日はそれを予感させるような晴天となり、山も少し暑そうですね。
小暑の初候は「温風至る」(あつかぜ、いたる) です。久しぶりに、ロボットカメラ七十二候にそのまま採用するして問題なさそうな候がきましたね。もっとも、時期的にはもう少し遅い時期にこの候を当てはめる可能性も考えられますので、本候もいつも通り注意深い観察が必要です。
なお、これまでに本ブログで独自に提案した「ロボットカメラ七十二候」をこちらにまとめてみました。是非ご覧ください。


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満月の七夕

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いよいよ七夕の日がきました。天気のほうは、ご覧のとおり梅雨としてはなかなかの好天。前半の稜線ショット(前回は7月2日)では、はじめ日陰になっている手前のヒノキにだんだん陽が当たっていきますし、後半のショットを見ても空はうっすら青い。もしかしたら、夜晴れるかもしれませんね!
しかし、今年の七夕の夜はなんと、満月の夜。これではたとえ夜が晴れたとしても、天の川は月明かりに消されてしまうでしょう。まさに、現行の暦が月齢と無関係であることの弊害です。
もっとも、だからといって旧暦のほうが優れているということでは全くありません。むしろ、現代の社会においては、現行の太陽暦のほうが理に適っているのは明らかです。だからこそ、せめてこのインターネット空間の中だけでも、かつての太陰暦を色濃く残し、後世へ伝えていければと思うのです。


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2009年7月 6日 (月)

半夏生

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山は再び、いや三たびの悪天候へ。昨日の爽やかな風も去り、再び鳥がひそやかに鳴く光景です。

今日までが夏至末候「半夏生ず」の候でした。夏至の節気も終わり、夏も早くも後半、深い夏へと向かっていきます。
本候のロボットカメラ七十二候ですが、本候の「半夏生ず」は、半夏生(はんげしょう) という雑節の由来となっているもので、重要度は高いと言えます。他にさしあたってとても相応しい代替案もありませんので、今回はひとまず本朝七十二候「半夏生ず」を流用、としたいと思います。


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最後は下向き(映像ヘン)

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久しぶりにこの変な現象が起こりましたね。あまりの湿気に、ロボットカメラ君もいい加減うんざりしてしまったのでしょうか。
こんなときに限って、珍しいショットが送られてきました。後半に入れてあるのがそれで、正しい画像に直すと右By20090706のようになります。これは、毎日の撮影の最後のショットで、カメラが下を向くアングルとなっています。最後に下を向けて終了することで、カメラハウジングのガラスが汚れるのを防ぐ、という目的があります。
ところで、このショットでは何か妙な鳴き声のようなものが聞こえますが、残念ながら音も異常なので、正体を突き止めるのは難しそうですね……


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2009年7月 5日 (日)

新歴の忘れ物

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久しぶりにしっかりと風が吹き、木の枝が大きく揺れています。エゾハルゼミの鳴き声もしっかり聞こえ、珍しく爽やかな映像となっていますね。もしかしたら、7月7日は晴れるかも、と淡い期待を抱かせます。
ちなみに、現在の暦でも、七夕を7月7日ではなく、ひと月遅れの8月7日に行う地域もあります。有名な仙台の七夕祭りなどがそうですね。これは旧暦に配慮しての措置です。それでも「7日」という点で新暦に従っている以上、月齢は無視せざるを得なくなってしまいます。
旧暦と七夕の関係を見てきて、かつての人々は月を、ひいては「夜」というものを、とても大切にしてきたのだと気付きました。それと同時に、月に合わせた暦というのは、たしかに現代の都市化された生活の中には相容れないものだと、改めて感じもしました。


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ホオジロ?

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今日は低い雲はないものの、空は真っ白。しっかり曇りですね。
今日はある鳥の鳴き声がよく聞こえているので、その部分を集中的に拾ってみました。今日の映像で、計5回鳴きます。Web上でいろいろ調べてみたところ、どうやらこの鳴き声は「ホオジロ」ではないかと思います(詳しい方、いらっしゃいましたらご確認お願い致します)。聞きなし(鳴き声を意味のある言葉に当てはめたもの)は「一筆啓上仕り候」「源平ツツジ白ツツジ」などが著名なようですが、皆さんにはどのように聞こえるでしょうか。


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2009年7月 4日 (土)

七夕と月

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鉄塔カメラ映像でも、遠方に雲の帯が見えます。しかし、全体的に矢竹カメラよりは遠景がすっきり見えるように思います。
さて、今日も七夕の話題。まず、昨日の答えですが、ポイントは旧暦(太陰太陽暦)が月齢に基づいた暦であるという点。つまり、同じ月日には月が同じ状態で出る、ということです。7月7日はというと、必ず上弦の月(半月)になります。上弦の月は24時前には西へ沈みますので、夜遅い時間になると月明かりがなくなり、天の川がとても見やすくなるのですね。つまり、毎年必ず同じ日を七夕とするのには、ちゃんと理由があったのです。


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