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2008年5月

2008年5月31日 (土)

麦秋至る

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高画質版(230キロバイト)
低画質版(130キロバイト)

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今日も予報通りの悪天候でしたね。
2つのショットをご紹介いたしますが、後半はズームインしたショットなので、もはや真っ白で何も見えません……

今日から、小満末候「麦秋至る」(むぎのとき、いたる) の候に入ります。
麦はこの時期に穂が実り始めるので、これを麦の秋、「麦秋」(ばくしゅう) と呼んでいるのです。ちなみに、麦秋は旧暦四月の異名でもあります(今日は、旧暦だと4月27日)。
この映像に麦畑が映っていないのが残念ですね。


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2008年5月30日 (金)

紅花栄う

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今日も雨ですが、昨日とは少し違う風景。
画面下のほうは霧がかかっていませんが、この映像では暗くて見えませんね……現地ではまた違うかもしれませんが。
エゾハルゼミは、今日はもちろん休養日。明日も天気が悪いようなので、エゾハルゼミは大型連休でしょうか!?

さて、5月26日から今日までが、小満次候「紅花栄う」(べにばな、さかう) の候でした。
このブログでご紹介している映像では、なかなか『紅花』を見ることはできませんので、ぜひ想像してみてください。太陽の光をいっぱいに浴びて華やかに咲く花はもちろん素晴らしいでしょうし、今日のような雨に濡れてしっとりと咲く花もまた趣き深そうですよね。
いつものニコニコまとめ映像はこちらからどうぞ!


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紅花栄う −ロボットカメラ歳時記−

小満次候「紅花栄う」(べにばな、さかう) の候(5/26-30)のまとめ映像です。


「ロボットカメラ歳時記」シリーズ一覧

2008年5月29日 (木)

天気とエゾハルゼミの関係

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高画質版(260キロバイト)
低画質版(140キロバイト)

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雨ですね。手前のヒノキ以外は見事に何も見えません。
そこで、今日は音のほうに集中していただこうと思い、カメラが動かない固定のショットを選んでみました。降りしきる雨の音を聞いていると、なんだか気分が落ち着くような気もしませんか? 鳥の鳴き声も聞こえますが、木の下で雨宿りをしているのかもしれません。
音といえば、昨日よく鳴いていたエゾハルゼミの鳴き声が今日は聞こえませんね。5月25日もそうでしたが、このような天気だとやはりエゾハルゼミは鳴かないようです。
これから先しばらくはエゾハルゼミの季節ですが、どれくらい天気がよければエゾハルゼミは鳴くのかは、実はあまりよくわかりません。今後の映像では是非この点にも注目していただき、一緒に考えてみましょう。


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2008年5月28日 (水)

稜線ショットも2色?



(参考:5月22日の映像

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今日もエゾハルゼミの声がよく聞こえますね〜
稜線ショットですが、前回の5月25日が視界不良だったので、もう一回前の5月22日と見比べてみましょう。
まず、エゾハルゼミの声の有無ははっきり聞き分けることができますね。静かな音環境で鳥の声が聞けるのはこの先しばらく少なくなるので、今のうちに5月22日の映像などで堪能しておきましょう。
By20080528また、画像(上が今日で下が22日)の赤枠部分のクリの木ですが、今回のほうがより周囲の広葉樹に溶け込んでいるのがわかります。昨日の記事ではこれを「2色の時期」と表現しましたが、この稜線ショットでは遠方に連なる稜線が様々な色合いを見せるので、とてもではありませんが「2色」とはいえませんね。
これから彩りが乏しくなる時期ですが、その中でもこのような微妙な色の違いにご注目いただければと思います。


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2008年5月27日 (火)

本格的な夏の到来



(参考:5月24日の映像

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エゾハルゼミの声、今日の映像でははっきり聞き取れますね!(エゾハルゼミの大合唱
夏の象徴ともいえるセミが、いよいよ奥秩父の山にも登場です。

今日は近景比較ショットですが、ちょうど前回の5月24日でもエゾハルゼミの声が聞こえたのでした。それに比べて、今日はよりはっきりと聞こえますので、ぜひ聞き比べてみてください。
By20080527画像は、いつものように上に今日、下に前回の映像を並べたものです。赤丸部分はクリの木でしたが、もうすっかり他の広葉樹たちに溶け込みましたね。今までは様々な色合いが見られた山でしたが、これからは2色の時期、といったところでしょうか。


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2008年5月26日 (月)

すっきりとした新緑



(参考:5月23日の映像

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昨日の霧で空気が洗われたのでしょう。今日はすっきりとした新緑の風景となりました。

By20080526今日は遠景比較ショットですので、画像(上が今日で下が前回の5月23日)のほうもご覧いただきながら見比べてみてください。今日のほうが、より鮮やかな新緑を見ることができます!

今日は風も強いですね。手前のヒノキが風に揺られているのが見えますし、雲が風に流されて雲影が少しずつ動いているのも見えます。
動画で記録することで、こういうものを捉えることができるという点に大きな価値があるのだと思っています。


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蚕起きて桑を食む −ロボットカメラ歳時記−

小満初候「蚕起きて桑を食む」(かいこ、おきてくわをはむ) の候(5/21-25)のまとめ映像です。


「ロボットカメラ歳時記」シリーズ一覧

2008年5月25日 (日)

雲の中・雨の中



(参考:5月10日の映像

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完全に雲の中に入っているようですね。視界は最悪。
それでも鳥たちは元気に鳴いていますが、さすがに昨日鳴いていたエゾハルゼミの声は聞こえません。エゾハルゼミが飛び回るには今日は寒すぎるのでしょうか。

今日は稜線ショット(前回は5月22日)ですが、同じく視界が悪かった前々回の5月10日と見比べてみましょう。
By20080525どちらも視界はかなり悪いですが、画像の赤丸部分の木は10日のほうがはっきりと見えていますので、どちらかというと今日のほうが一段と視界が悪いようです。これはなぜでしょうか?
原因として、10日は雨が降っていたが今日は降っていない、ということが考えられます(両者の音を聞き比べてみてください)。視界が悪くなるのは空気中の小さな水滴が主な原因ですが、この水滴は小さいほどより見通しを遮るのです。雨が音を立てて降っているときは水滴が大きくなっているので、少し視界がよくなる、というわけです。

さて、5月21日から今日までが小満初候「蚕起きて桑を食む」の候でした。
恒例のニコニコまとめ映像はこちらです。是非ご覧ください。


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2008年5月24日 (土)

エゾハルゼミ?



(参考:5月19日の映像

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ようやく近景比較ショットが送られてきました。
前回の5月19日から5日も経ってしまいましたので、やはり時既に遅し。クリはすっかり展葉しきってしまいました。もう少し、細かい変化を追えると良かったのですが……残念です。
By20080524もはやおさらいになりますが、画像の赤枠部分がクリでしたね(上が今日で下が前回)。

さて、今日は音にも注意を向けてみますと、遠くに小さくエゾハルゼミのような声が聞こえます。おそらくここ数日の晴天で起きてきたのでしょう。
もう少し経つと、このエゾハルゼミたちの大合唱が聞けるようになります。例えば、このような感じですね。
ちなみに、エゾハルゼミの鳴き声は「ミョーキン、ミョーキン、ケケケケケ」などと表されるようです。これが適切なのかどうかはこの際問題にしませんが、後半の「ケケケケケ」の部分は今日の映像でもそこそこはっきり聞き取れますね。


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2008年5月23日 (金)

蚕起きて桑を食む



(参考:5月21日の映像

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今日は遠景比較ショットにしてみましたが、最近はいい天気が続いていますね。
前回の5月21日も青空でしたし、「小満」の節気に入ってからはさすがの好天続き、ということになります。
By20080523画像はいつものように上が今日で下が5月21日と並べたものですので、こちらでも見比べてみてください。前回のほうが、より多く日光が当たっているようですが、新緑の見栄えはどちらが良いでしょうか?

さて、七十二候にふいて触れる機会がなかったのですが、もちろん新しい節気「小満」に入った5月21日から、七十二候も次のものに入っています。小満初候「蚕起きて桑を食む」(かいこ、おきてくわをはむ) です。
眠っては脱皮を繰り返していた蚕が起きて、桑の葉を休むことなく食べ続ける頃、ということですが、養蚕業が衰退した現在では、なかなか実感しづらいものです。
このブログで紹介している本朝七十二候に取り上げられているものは、少なくとも江戸時代には日本の人々の生活に深く根付いていた、伝統ある風物詩ばかりです。桑と蚕の風景も、完全になくなってしまうことはなんとか避けたいものだと思います。
ちなみに「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産暫定リストに登録されているようですが、今後の動向に注目ですね。


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2008年5月22日 (木)

クリの展葉・その後



(参考:5月7日の映像

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今日は稜線ショットですが、前回の5月10日は視界不良でしたので、さらに1つ前の5月7日と見比べてみましょう。
やはり目を惹くのはクリの展葉、でしょうか。By20080522画像は上が今日で下が5月7日ですが、赤丸部分がクリが生えているところですね。もうだいぶ緑が深まり、その下の他の広葉樹部分のとの差がなくなってきた感じです。
5月19日の記事では、今年は3年前より花や葉が開くのが全体的に2日ほど遅れているのではないか、という仮説を書きましたが、どうやらこれはクリにもそこそこ当てはまっているようですね。


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2008年5月21日 (水)

小満



(参考:5月8日の映像

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低画質版(270キロバイト)

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いやいやいや、久しぶりに青空の新緑をお届けですよ!
ちょうど遠景比較ショットが送られてきたので、ご紹介。前回の5月8日がまだ十分に展葉していなかったうえに曇天だったので、並べると今日の新緑の綺麗さがより際立ちます。By20080521(画像は上が今日で下が前回)
鳥たちも元気。5月17日の記事で鳥の声と音楽について書きましたが、今日もまるで歌うかのように鳴いています。

さて、今日から「小満」(しょうまん) の節気に入ります。
高くなった太陽に照らされて草木が勢いよく生長し、一定の大きさに達してくる季節、ということだそうです。今日のような青空のもとで、葉をしっかり開いた木々たちはこれからぐんぐん伸びてゆくのでしょう。


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竹笋生ず −ロボットカメラ歳時記−

立夏末候「竹笋生ず」(たけのこ、しょうず) の候(5/15-20)のまとめ映像です。


「ロボットカメラ歳時記」シリーズ一覧はこちら

2008年5月20日 (火)

続・クリの展葉

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昨日に引き続き、クリの木に注目です。
今日は2つのショットをご紹介していますが、まず後半のものに注目してみましょう。By200805201枚目の画像は、同じショットをご紹介している5月16日の映像と今日のものを並べたものです。16日の映像で赤丸をつけた付近の、まだ葉が出ていない部分がクリの木なのですが、今日の映像ではこの部分にはっきりと緑色が確認できますね。
By20080520_2また、前半のショットでは2枚目の画像の黄丸部分付近がクリです。遠目にもだいぶ緑が見えるようになってきましたが、まだ周りとの違いを見て取ることができます。明日はどうなるでしょうか?

さて、今日で立夏末候「竹笋生ず」の候も終わり、明日からはいよいよ次の節気に入っていきます。
今回も恒例のまとめ映像がニコニコ動画にアップされておりますので、ぜひご鑑賞のうえ動画にコメントいただければと思います。こちらからどうぞ!


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2008年5月19日 (月)

クリの展葉始まる



(参考:5月16日の映像

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近景比較ショットで追ってきたクリの木ですが、いよいよ展葉が始まったようです。By20080519
1枚目の画像は上に今日、下に前回(5月16日)と並べたものです。前回の画像で赤丸をつけた付近の茶色い部分がクリの木の場所ですが、今日の映像ではその部分に少し緑色の部分が見えます!
最初に展葉が見られた日(4月24日)から実に1ヶ月ほど遅い展葉開始ですね。

さて、2枚目の画像は2005年の5月19日、つまり3年前の今日のものです。Y02740671
クリの部分を見てみますとだいぶ緑が濃くなっていますね。この部分だけクリが生えていると知らなければ、見分けがつかないくらいです。
ここで山桜のことを思い出してみます。山桜のピークは2005年が5月3日、今年が5月5日で、今年のほうが2日ほど遅れました。
さて、それと同じようにクリも今年のほうが展葉が遅れているわけですが、それが2日遅れ、つまり明後日くらいには3年前の今日のような状態になるのでしょうか?


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2008年5月18日 (日)

5月の天気

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今日も青空はお預け。青空どころか、上のほうには雲がかかっていますね……

5月に入ってからは本当に青空が貴重になりました。今日なども関東平野部では青空が広がっていますが、奥秩父の山はそうともいかず。
5月に入ってから今日までに少しでも青空が見られたのは、4日6日15日の3日くらいです。ちょっと気になって2005年の5月の映像を見てみたところ、青空が見えたのは8日ほどでした。
今年は特に晴れ間が少ないようですが、もともと5月の青空は結構貴重なのかもしれません。5月6日の記事で「五月晴れ」について書きましたが、「さつきばれ」はもちろん「ごがつばれ」も貴重なもの、ということでしょうか。


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2008年5月17日 (土)

鳥の声と音楽

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今日も鳥たちが元気に鳴いています。

特に今日の映像の最初に聞こえる鳥の鳴き声は、そのまま音楽のモチーフ(メロディの一部)として使えそうではないでしょうか?
鳥の声をモチーフにした音楽は昔からありまして、有名なところではベートーヴェンの「田園交響曲」第2楽章などがその典型ですね。
また、フランス近代の作曲家メシアンは、鳥の鳴き声を楽譜に書くという、鳥類学者としても貴重な業績を成し遂げています。もちろん、その成果は作曲にも生かされ、「鳥のカタログ」など鳥に関する多くの作品が生み出されました。

往年のクラシック作曲家たちは、豊かな自然の中で鳥の鳴き声をはじめとする自然の音を聞きながら創作活動を行い、あまたの名作を残していったのでしょう。
そう考えると、現代においてはこの映像が、作曲家をはじめとする現代の芸術家のインスピレーションの源となる可能性もあるのではないでしょうか。


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2008年5月16日 (金)

新緑の芽吹きも一段落



(参考:5月13日の映像

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新緑の芽吹きによる見た目の変化が目覚ましい近景比較ショットですが、今日と前回(5月13日)は久しぶりに変化が目立たないものとなりました。画像でもご確認ください(上が今日で下が前回)。By20080516
だいたいの広葉樹がすでに展葉を済ませたのに加え、クリが相変わらず展葉を始めません。クリがいかに他の広葉樹たちと足並みを異にしているかが際立ちますね。(クリの展葉時期の違いについては5月9日の記事も参照)
ひとまずクリ以外の広葉樹の芽吹きは一段落といった感じですが、これから葉は少しずつその緑色を濃くしてゆきます。6月下旬くらいにはこのような感じになるので、今後の変化の様子にも注目していきましょう。

ところで、今日は鳥の声がいつにもましてよく聞こえる気がします。いったい何種類の鳥が鳴いているでしょうか? 少なくとも3種類くらいはいるように聞こえますが……


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2008年5月15日 (木)

竹笋生ず

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久しぶりに(都会も山も)良い天気になりましたね! といっても、すっきりとした青空、というわけにはいきませんが……水蒸気の多い春なのでこれは仕方ないところです。
それでも、ここ数日の悪天候続きにはさすがに鳥たちも応えたのか、今日は鬱憤を晴らすかのように元気に鳴いております。

さて、今日から立夏末候「竹笋生ず」(たけのこ、しょうず) の候に入ります。(七十二候について
葉を落として養分を蓄えていた竹が、竹の子を生やす季節。高く真っすぐに生長する竹は生命力の象徴的存在ですが、これから日差しをたくさん浴びてどんどん生長していくことでしょう。

ところで、それほど標高が高くない場所では竹の子はとっくに生え、すでにかなり大きくなっているはずです。なので、この時期に「竹笋生ず」というのは少し遅いのではないか、と思われるかもしれません。
ただ、このブログでご紹介している七十二候は、江戸時代に作られた「本朝七十二候」です。江戸時代は小氷期といって、地球全体が現在より少し寒くなっている時期でした。さらに、現在はヒートアイランド等の影響もあるので、当時よりかなり暖かくなっているはずです。したがって、現在は竹の子をはじめ植物たちはみな当時より早く活動を始めているのでしょう。
江戸時代の平地部は、現在より寒く、ちょうどこの映像を撮っている山くらいの気候だったのかもしれませんね。


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2008年5月14日 (水)

霧が作り出す風景

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今日も霧の映像になりました。
2つのショットをご紹介ですが、まず前半では5月12日と同じように霧が上のほうにたなびいており、下のほうはなんとか対岸が見える状態、ということがわかります。
そこで、今回は後半に寄りのショット(5月13日の後半などと同じもの)を入れてみました。霧がうっすらと画面を覆い、幻想的な風景が見事に作り出されています。霧が画面左のほうにゆっくり流れていくのが、何とも言えない雰囲気を醸し出していますね。今回5秒間しかご紹介できないのが非常に残念な、ずっと見ていたいような美しい映像であると、個人的には思います。

今日で「蚯蚓出る」の候が終わりですが、この候の間は悪天候が続き、晴天は1日もありませんでした。この雨で、みみずはさぞかし元気に山を駆け巡って、いや這い巡っていることでしょう。
そして今回も、本候5日分をまとめた映像をニコニコ動画にアップしました。こちらからご覧ください。


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蚯蚓出る −ロボットカメラ歳時記−

前回の「蛙始めて鳴く」に続き、「蚯蚓出る」(みみず、いずる)の候(5/10-14)のまとめ映像です。

2008年5月13日 (火)

新緑に相応しい天気



(参考:5月9日の映像

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今日は近景比較シリーズです。By20080513今回も、前回の5月9日と今回の映像を並べた画像を作りましたので、こちらでじっくり比較してみてください。
5月に入ってからは見た目の変化が随分激しかったですが、ここへきてだいぶ落ち着いた感じですね。あとはクリの展葉を待つのみです。

それにしても、今日の映像の新緑は一段と淡い緑色が映えて見える気がします。たいへん美しい!
この要因の一つとして、今日の天気があまり良くない、ということがありそうです。雲が厚く、直射日光が全く当たっていない状況なのですが、新緑の場合はそのほうが「相応しい天気」なのかもしれません。
山はとにかく晴れた日!と単純に考えてしまっては、山の持つ美しさの多くを見逃してしまうことになるかもしれません。山へ行ったら、その時の天気によって真価が発揮されるものを、ぜひ見つけてみてください。


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2008年5月12日 (月)

立ち渡る霧、立ち上る霧



(参考:3月31日の映像

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今日は無事最新映像にありつくことができましたが、一昨日に続いて悪天候。
とはいえ、今日はなかなかいい感じの霧となっています。

同じく霧の映像として3月31日がありますが、このときの霧と今日の霧はだいぶ違いますね。
今日の霧は、対岸の稜線部分に覆い被さっていますが、下のほうには降りてこず、したがって下のほうはなんとか対岸が見える状態。一方、3月31日の霧は谷底から発生し、稜線に向かって上ってくるもの。
霧の状態を表す言葉はたくさんありますが、今回の場合は前者が「立ち渡る」霧、後者が「立ち上る」霧、といったところでしょうか。

霧に関しては、5月3日の記事でも触れましたが、このときは霧が人に与える印象について書きました。3月31日は「嘆きの霧」でしたが、今日の霧はどのような印象を受けますか?
このように、霧から受ける印象についてあれこれ考えることができるのも、動画があるおかげだと思います。写真では、「立ち渡る」「立ち上る」といった動きを伴った霧を捉えることはできませんから。


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2008年5月11日 (日)

最新映像なし

今日は最新映像が送られてきませんでした。

今まで、このようなトラブルはいつもロボットカメラシステムのトラブルによるものでしたが、今回はどうやら大学にあるサーバのほうがトラブルを起こしている模様です。

どんな小さなトラブルでも、一つ発生するだけで全てが駄目になってしまうものですね……

さて、こんな日はもちろん「3年前の今日」シリーズ。
今日は『緑と緑』です。是非ご覧ください。

緑と緑

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3年前の今日の映像から、2つのショットをご紹介です。

前半は、比較的見慣れた風景ですね。3年前もこの時期にはすっかり葉が開いていますが、やはりクリだけはまだ展葉していませんね。(画面中央やや左・茶色の部分)
毎年毎年、いつもまわりより遅れるクリさんです……

後半はやや珍しいショットです。3月24日の映像の後半と同じショットですね。
その3月24日の記事でご紹介したように、このあたりは普段の映像でご紹介している部分よりさらに標高が高いのですが、それでもすっかり展葉しています。今年はどうなのか、気になるところです。
ところで、この濃い緑と薄い緑が入り交じる様、なかなか美しくありませんか? この部分は、長らく伐採や山火事などに遭っていない原生状態の森林で、大きな針葉樹と広葉樹が混ざって生えているので、このような風景が作り出されるのです。
もちろん、濃い緑が針葉樹で薄い緑が広葉樹、ですね。


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2008年5月10日 (土)

蚯蚓出る

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最近は週末天気が崩れますね。今日も秩父は雨です。
今日は稜線ショットにしてみましたが、遠方に連なる稜線はおろか対岸すらほとんど見えませんね…… よく見ると画面右上に稜線が見えるので、もう少し霧が薄ければ幻想的な風景になったと思うのですが、残念です。

さて、今日から立夏の次候「蚯蚓出る」(みみず、いずる)の候に入ります。(七十二候について
みみずが地上に這い出てくる季節。みみずは他の虫より少し遅れ、初夏から動き始めるそうです。今日の雨で大地が潤い、明日にはみみずも顔を出すでしょうか。

そういうわけで、これからはだんだん虫が活動を始めるようになります。山を歩くには虫は少々厄介な存在なので、新緑の山を満喫したい方は、是非お早めにどうぞ。


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2008年5月 9日 (金)

蛙始めて鳴く



(参考:5月5日の映像

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今日は近景比較ショットですが、山桜はもうすっかり散ってしまったようですね。
By20080509画像でもご確認ください。上が今日で下が前回(5月5日)です。

その5月5日で触れたように、現在は『立夏』の節気なのですが、今日までがその初候「蛙始めて鳴く」(かわず、はじめてなく)の候です。(七十二候について
夏の風物詩の一つである「蛙」(かわず、かえる)が鳴き始める季節。さすがに映像ではその声は確認できませんが、前回秩父に行ったとき(5月2日)に、林道にカエルがいるのを見ました。そのときは特に何とも思わなかったのですが、ひそかに夏の気配を垣間見たということだったのですね。(もっとも、そのカエルを避けようとして車が崖下に転落しそうになった、という笑えないエピソードもあるのですが……)

ところで、もう展葉がほとんど完了した木が多い中、前回黄丸をつけた部分は今回も相変わらず茶色のまま……
この部分にはクリの木がまとまって生えているのですが、クリは他の広葉樹に比べて展葉が遅いのです。
ちなみに、クリは紅葉も他と比べて遅いです。このブログでも昨年11月14日の記事などでその様子をご紹介しておりますので、よろしければ合わせてご覧ください。


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「ロボットカメラ歳時記」スタート

「ロボットカメラ歳時記」と題しまして、ニコニコ動画での映像配信を再開しました!

このブログでもご紹介している日々の映像を、七十二候ごとにまとめてアップしていきます。

アカウントをお持ちの方はぜひご覧いただき、コメントしていただければ幸いです。
アカウントをお持ちでない方も、無料で作成できますのでこの機会にぜひ!!

本ブログともども、今後もよろしくお願い致します。

2008年5月 8日 (木)

春のお告げも今は昔



(参考:5月1日の映像

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今日は1週間ぶりに遠景比較ショットをご紹介なのですが、1週間でここまで変わるとは! 携帯電話でご覧の方も、画像でご確認ください。(上が今日で下が前回)By20080508
前回の5月1日には広葉樹の部分はまだまだ茶色でしたが、今日はもうすべて淡い緑色で覆われています。針葉樹の部分は変わっていないので同じ場所だとすぐにわかりますが、もし一面広葉樹だったら、あまりの変貌ぶりに同じ場所とはわからないかもしれませんね。
山は基本的に変わらないものですが、今はその姿を劇的に変える、数少ない貴重な時期なのです。

鳥の鳴き声もすっかり賑やかになりました。
この春初めてウグイスの鳴き声が聞こえたとき(4月11日)は、「春のお告げだ!」などと興奮してしまいましたが、1ヶ月ほど経った今はもはや当たり前に聞けるようになりました。特にウグイスを狙ってその10秒を選んだわけでもないのに、昨日今日とウグイスの声が聞こえますから。
4月12日の記事では『百千鳥』について書きましたが、ウグイスの鳴き声が貴重ではなくなった今こそ、その言葉にふさわしい鳥の賑やかさが感じられるようにも思います。


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2008年5月 7日 (水)

山桜散り始める



(参考:5月4日の映像

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今日は稜線ショットですが、なんと山桜が早くも散り始めました。
前回の5月4日には見えていた対岸の白いものが、今日はほとんど見えなくなってしまっています。
By20080507また、右の画像は上に今日、下に前回の映像を並べたものですが、赤丸部分にも注目してみます。今日の赤丸部分は特に何の変哲もないのですが、前回の同じ部分をよく見ると小さな白いものがポツポツと見えないでしょうか? これ、実は山桜だったのです。この部分も、やはり今日はすでに散ってしまっているということです。
5月4日の記事では「百花繚乱までもう一歩」などと書いてしまいましたが、山桜に関しては、どうやらこの5月4日か5日あたりがピークだったようです。

やはり立夏の節気ですね。山は急速に夏へと向かっています。


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2008年5月 6日 (火)

五月晴れ?

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久しぶりに空が青く、日がまぶしく照りつける天気になりました。ゴールデンウィーク最終日は、行楽日和でしたね。
広葉樹たちの展葉もすっかり進み、もはや緑色でない部分を探すのが難しいくらいです。

このようにすっきりと晴れた5月の日は、『五月晴れ』(さつきばれ)と呼ばれることがしばしばありますが、これは完全に間違いではないものの、本来の意味の使い方ではありません。
5月1日の記事でも書いたように、皐月(さつき)は「旧暦の」5月、つまり現在の6月を本来指しています。現在の6月といえば、梅雨の季節。そう、『五月晴れ』とは本来、梅雨の合間の貴重な晴れの日のことを指す言葉だったのです。
これが、新暦を長く使っているうちに単に「5月の晴れ」という意味で用いられることが多くなり、用法として定着した、というわけです。したがって、今日5月6日を『五月晴れ』と呼ぶのは完全に間違いではないのですが、この意味で使うときは「ごがつばれ」と読んだほうがより誤解が少なく、望ましいようです。
皆様、ぜひ「さつきばれ」と「ごがつばれ」を上手に使い分けてみてください。


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2008年5月 5日 (月)

立夏



(参考:5月2日の映像

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今日から『立夏』の節気に入ります!
よく「今日は立夏です」などと言われますが、厳密には今日は「立夏の入り」の日ですね。

映像は近景比較ショットにしてみましたが、ようやく山桜が目立つようになってきました。
前回(5月2日)と比べると、白いものが増えているのがわかります。By20080505前回と今回の映像を並べた画像を作ってみましたが(上が前回、下が今回)、赤丸部分などは今回初めて山桜が見えたポイントですね。

展葉もだいぶ進み、画面の大部分が緑色に見えるようになってきました。が、画像の黄丸部分は、展葉がなかなか始まりません。
この部分は、ある種類の木がまとまって生えているのですが、何の木だったでしょうか? 昨年11月の記事などを読むとその答えがわかりますので、ぜひ振り返ってみてください。


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2008年5月 4日 (日)

牡丹花咲く



(参考:4月30日の映像

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今日はそこそこ良い天気ですね。
稜線ショット、今日は遠くの稜線もぼやっと見えます。
前回(4月30日)と今日のものを並べてみましたが、ずいぶん展葉が進んだのがわかりますね。山桜も咲き始めました。By20080504
携帯電話でご覧の方は、画像のほうで見比べてみてください。

この4月30日から今日までの5日間が、「牡丹花咲く」(ぼたん、はなさく)の候でした。(七十二候について
牡丹をはじめとする花々が一斉に咲く、百花繚乱の季節。
……ですが、奥秩父の山は百花繚乱までもう一歩、という感じです。やはり、山の春は遅い、ということでしょうか。

二十四節気は3つの候(初候、次候、末候)で構成されています。
現在の「穀雨」の節気は、「葭始めて生ず」「霜止みて苗出ずる」「牡丹花咲く」の3候でした。
ということで、明日からは次の節気に入ります。次は皆さんもご存じの、有名なものですよ。


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2008年5月 3日 (土)

今日の霧は……

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4連休初日の奥秩父は、霧の山でした。
霧といえば、3月31日の記事で「嘆きの霧」のお話をしましたが、今日の霧は「嘆き」とは少し違うかな、というのが個人的な印象です。嘆きというよりは、もっと穏やかといいますか、神秘的で厳かな気持ちになるような霧ではないでしょうか?
3月31日は山の大部分が霧で隠されてしまっていましたが、今日は隠されている部分はそれほど多くない。多くないからこそ、逆にそこに神のような、超人間的な何かの存在を感じるのかもしれません。(隠されている部分が多いと、わからないことが多すぎて不安や恐怖の感情が先行してしまう。)

……と、抽象的なお話はこれくらいにいたしましょう。
映像に改めて目を向けてみると、展葉が急速に進んでいるのが(ちょっと見づらいですが)わかります。同じショットをご紹介している4月23日などと比べてみると、その大きな変化がわかりやすいかと思います。
明日は、開いたばかりの若葉に日が当たる風景をぜひ見たいですね!


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2008年5月 2日 (金)

山桜!



(参考:4月29日の映像

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今日は予定通り現地に行ってきました。
期待していた山桜、ピークとはいかなかったものの、咲き始めていました。
映像にも、白い花を確認することができますね。

映像は近景比較シリーズです。
前回の4月29日と比べると、画面下半分も全体的に展葉が始まり、淡い緑色の領域がだいぶ増えてきました。
そして、何より山桜! おそらくこれから数日間は1日ごとに大きく変化していくと思われますので、ぜひ注目してみてください。
また、今日も3日分の映像を並べた画像を作ってみました。By20080502左から、4月24日4月28日、今日と4日おきです。携帯電話でご覧の方は特に、ぜひこちらで変化の様子を追ってみてください。

なお、映像に話し声が入っていますが、これはちょうど撮影時間帯に現地に居合わせたためです。
「ブラジルモミ」が録音されなくてよかったですね……(内輪ネタ)


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2008年5月 1日 (木)

皐月

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5月になりました!
旧暦の5月のことを皐月(さつき)と呼ぶ、というのは皆様ご存じかと思いますが、これは早苗を植える月、という意味だそうです(稲作を意味する古語「さ」が由来、「さ」の月)。
いわゆる「田植え」の時期は全国各地でまちまちなので(稲の品種が違うため)、現行の太陽暦の5月を「皐月」と言っても、あまり違和感はありませんね。
ところが、旧暦と新暦のずれが昔ながらの言葉の意味や使い方に影響してしまうケースも多々あります。このお話は、またの機会に……

映像は遠景比較ショットです。前回は4月22日でした。
ちょっと見えにくいですが、このあたりも展葉が始まっているのが見えます。ただ、なかなか山桜が咲いてきませんね。2005年は5月3日がピークだったので、それと比べると今年はやや遅めなのかもしれません。
なお、2005年の山桜の詳しい様子がニコニコ動画にアップされておりますので、ぜひ合わせてご覧ください。


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