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2009年6月

2009年6月30日 (火)

霧吹く山

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今日はかなり濃い霧の中にいるようです。映像はブナの枝の寄りショットのみですが、前半のショットの背景が真っ白ですね。
ただ、いつもの霧中と少し違うのは、風が結構吹いている点。枝葉が絶えず揺れていますね。そして、かなり微妙なのですが、よく見ると前半後半どちらのショットも、途中で画面が少し白くなり、枝葉がぼやけます。後半のショットのほうがわかりやすいかもしれません。おそらく、風で霧が流されてきたのでしょう。
風があるということは、今後霧はだんだん流され、晴れていくのでしょうか。それとも、さらに濃い霧が流れてくるのでしょうか。明日の天気にも注目ですね。


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うっすらと茶色?

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前半は遠景比較ショット(前回は6月27日)ですが、上のほうに雲がかかっています。やはり、悪天候が続きますね。
それでも、上のほうに雲が寄っているのか、下のほうは少しすっきりした眺めになっています。後半は寄りのショットを入れましたが、適度に瑞々しさがあって、なかなか爽やかな眺めになっています(もっとも、実際に現地に行くとジメジメしているのでしょうが)。
この後半の寄りのショットですが、今日は特に緑が映えているせいか、ふと気になる点を見つけました。画像By20090630の赤丸部分ですが、周りとくらべてうっすらと茶色くなっているような気がします。この部分、昨年にスギが一本枯れてしまった場所ですね。あるいは、これに関連した現象かもしれません。なんとも気になります……


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2009年6月29日 (月)

気象観測装置用ソーラーパネル

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映像冒頭からけたたましいエゾハルゼミの声が聞こえますが、すぐに止んでしまいます。一瞬、映像の音声がおかしくなったのかと思ってしまうほどの落差です。どうやら、全体としてはそれほどエゾハルゼミは元気でないものの、たまたまカメラの近くにエゾハルゼミが一匹いたのですね。果たして、しばらくすると再び大きな鳴き声が聞こえてきました。
今日は矢竹のほうで気象観測装置用ソーラーパネルの話題が出ましたが、実はこの鉄塔カメラの旋回ショットにも同様のものが映っています。右の静止画Bt20090629の赤丸部分に黒いものが見えますが、これがソーラーパネルの裏面なのです。このショットはもはやお馴染みのものですが、気づいていた方はいらっしゃいますでしょうか。


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記念撮影ショット

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今日は昨日と比べるとだいぶ視界がよくなりました。前半の近景比較ショット(前回は6月28日)では、鳥の軽やかなさえずりも聞こえ、爽やかな印象を感じます。
後半は、これまでご紹介したことのない新ショットが送られてきました。林道寄りショット(昨日の最後のショット)からカメラは旋回し、鉄筋パイプとソーラーパネルのショットへ。この鉄筋パイプは、矢竹カメラに併設された展望台で、矢竹カメラの撮影対象の森林を一望することができます。
ソーラーパネルは、画面中央に見える(画像By20090629赤丸)のが気象観測装置の電源用で、画面左上に見える大きなものが、ロボットカメラシステムの電源用のものです。
ちなみに、展望台に登るとちょうど画像赤丸の左側の部分まで行くことができ、このショットに映ることができます。つまり、このショットは「記念撮影ショット」なのです。


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2009年6月28日 (日)

エゾハルゼミは謎だらけ



(参考:6月27日の映像

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昨日と同じショットなのですが、今日のほうが明らかに曇っているにもかかわらず、エゾハルゼミの鳴き声が昨日より大きく聞こえます。今日のほうが曇っているのに気温が高い可能性も無い訳ではありませんが、昨日今日の秩父市街の気温を見る限りは、少し考えにくいです。
エゾハルゼミは一定の気温(18℃前後)以上のときに鳴くということはなんとなくわかってきましたが、気温が高いほうがより大きな声で(もしくはより多くの個体が)鳴く、ということはどうやらなさそうです。他に影響している因子があるのでしょう。エゾハルゼミ、本当にまだまだ謎だらけの存在ですね……


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スカイラインのシルエット

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今日はさすがに天気が悪くなりました。梅雨の時期なので、正常な現象といえ、ほっとする要素もありますね。
最初は近景比較ショット(前回は6月24日)ですが、今日の注目点は山と空の境界線、いわゆるスカイラインです。視界があまり良くないぶん、スカイラインにある木がシルエット状に浮かび上がっており、なんだか気になりました。2番目のショットも同じです。こういうとき、針葉樹は映えますね。
3番目は林道ショットですが、今日はズームイン付きです。これは4月4日以来となりますので、さすがにだいぶ様相が違いますね。枝しかなかった木々に、緑が生い茂りました。


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2009年6月27日 (土)

葉の色と堅さ



(参考:6月26日の映像

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鉄塔のほうもなかなか良い天気。しかし、やはり遠方の眺めは霞んでいますね。冬の同ショット(2月22日など)と比べるとより実感できます。
それでも、葉の部分にズームインすると、なんとも素晴らしい陽光ではありませんか。これは昨日とは違う部分ですが、今日の部分は葉の緑がより濃く、また葉がより硬い感じに見えます。今日の部分のほうが日当りが良いことが関連しているかもしれません。日当りの良い部分の葉の葉緑素を優先的に増やしたほうが効率が良いからです。


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6月の青空

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本日も梅雨の時期にしては良い天気。最初は遠景比較ショットですが、前回の6月25日と違い、今日はうっすらとですが青空も見えますね。
中盤からは3日連続同じショット。昨日の記事にも書いたように、このユリノキのショットはこの時期、天気がよくても灰色の空となってしまいます。しかし、一年中そういうわけではありません。右の画像By20090627をご覧ください。上が今日で、下は08年12月10日ですが、いかがでしょう。冬は、ユリノキショットでも見事に青空ですね! 6月の青空はやはり梅雨の青空。冬と比べるとスッキリとはいかないのです。


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2009年6月26日 (金)

緑陰

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鉄塔カメラでは久しぶりの眩しい陽光。梅雨の中休み、でしょうか。
昨日は夏木立という季語を紹介しましたが、季語繋がりだと今日は「緑陰」(りょくいん) でしょうか。緑陰は、夏木立が落とす影のことを指して言われるようです。今日の映像でも少し見られますが、風が吹くと影が揺れ、木漏れ日が揺れますね。なんとも心落ち着く眺めではありませんか。


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菖蒲華く

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夏至次候「菖蒲華く」(あやめ、はなさく) の候に入ります。菖蒲は映像に映らないでしょうから、本候も独自の七十二候を考えましょう。
今日は昨日の後半と同じショット構成なのですが、ちょっと右の静止画By20090626をご覧ください。上の段に今日、下の段に昨日の映像が並んでいます。左のショットを見ると、今日のほうが青空で天気がいいことがわかります。しかし、右のショットを見ると、むしろ今日のほうが暗いですね。カメラの調整によって、このように一見矛盾した明るさの構成になってしまうことがあるということです。映像を介して森林を見る際、注意すべきことの一つですね。


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2009年6月25日 (木)

夏木立



(参考:5月25日の映像

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今日はちょうど1ヶ月前の5月25日と同じショット構成にしてみました。上に動画を並べてみましたが、この1ヶ月で葉が少し硬くなったように見えます。今日も1ヶ月前も微風に揺られていますが、葉の硬さの違いによって枝葉の揺れ方が少し異なるようです。じっくり観察してみてください。
夏の季語に「夏木立」(なつこだち) という言葉がありますが、この言葉は立夏の時期から立秋の前の時期まで、幅広く使われるようです。5月は新緑が風にそよぎ、6月は鬱蒼と茂ってくる。そしてこの先、深い影を落とすようになります。芽吹きや紅葉に比べるととてもゆっくりですが、夏の葉の変化にも目を向けてみたいものですね。


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春蝉雲に隠る

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今日はいかにも梅雨といった趣の霞み具合。遠景比較ショット(前回は6月23日)もユリノキショットも、山肌の木々が全体的にボヤッと見えますね。

今日までが、夏至初候「乃東枯る」の候でした。本候は、天気の良い日も完全に雲の中の日も、様々でしたが、個人的に印象深かったのは雲の中のエゾハルゼミでした。ちなみに、同様の光景は昨年の本候でも見られました。
これを踏まえ、ロボットカメラ七十二候には「春蝉雲に隠る」(はるぜみ、くもにかくる) を提案したいと思います。「雲隠る」(くもがくる) は古き言葉で、文字通り雲に隠れて見えなくなるという意。隠れて見えなくなるけれど、鳴き声は聞こえることがあり、聴覚的にエゾハルゼミの存在は認識できる。認識できるからこその「隠る」という表現です。さらに、「雲隠る」は「死ぬ」ことの婉曲表現でもあります。7月に入ると、エゾハルゼミも次第に姿を消していく、そんな意味も込められるかもしれません。


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2009年6月24日 (水)

閏月

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矢竹と同じくこちらも深い霧の世界。それでも近くの木は見えますが、少しでも離れると途端に見えなくなっていくのが、この旋回ショットなどからもわかります。
さて、6月20日に旧暦の話題を出しましたが、この日が旧暦の5月28日だったので、今日は旧暦で6月に……とは、簡単にいきません。今日は旧暦で「閏5月2日」になります。太陰暦は1年が354日なので、太陽暦(グレゴリオ暦)とはかなりのズレが発生します。そこで、3年に1度ほどの頻度で、1年を13ヶ月にしてズレを調整します。これが日本の旧暦で採用されていた太陰太陽暦という暦で、この約3年に1度挿入される月を「閏月」(うるうづき) と言います。


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エゾハルゼミに代わり鳥の声

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梅雨の晴れ間はやはり短く、再び山は霧に包まれました。昨日に引き続き、稜線ショットと近景比較ショットですが、当然様相は一変しましたね。特に後半の近景比較ショットは注目です。霧が、ゆっくりと動いていく様が見えます(画面左上のほうに注目するとわかりやすい)。霧が「たなびく」といった感じでしょうか。
また、一昨日雲の中鳴いていたエゾハルゼミ、今日は鳴き声がありません。気温がだいぶ下がっているのかもしれませんね。代わりに、鳥の鳴き声はよく聞こえますが、どことなく寒そうです。


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2009年6月23日 (火)

梅雨らしからぬ清涼感

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今日は全国的に暑くなりましたが、標高の高い奥秩父は適度に暖かくなったことでしょう。昨日までの雨で空気も洗われたのか、梅雨らしからぬ、清涼感あふれる眺めとなっています。昨年6月の後半を見返してみても、これほど爽やかな日はありませんでした。かなり貴重だと思われます。今日現地にいたら、さぞかし気持ちいい山歩きを堪能できたと思われます。
映像は、ここぞとばかりに、遠景比較ショット(前回6月19日)、稜線ショット(前回6月20日)、近景比較ショット(前回6月16日)と揃えてみました。特に、天気のよい近景比較ショットは5月20日以来となります。この1ヶ月あまりで、広葉樹の緑もだいぶ濃くなりましたね。


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2009年6月22日 (月)

敏感に反応

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矢竹と同じく、こちら鉄塔も雲の中のエゾハルゼミです。しかも、心なしか矢竹よりさらに元気に鳴いているようです。雲の中には入っていますが、かなり気温が上がっているのかもしれません。
ところが、ショットが切り替わると鳴き声はぱたっと聞こえなくなります。変わって聞こえるのは、雨の音。この間、ほんの3分間ほどですが、急に雨が降り始めたのですね。雨が降れば気温も一気に下がるでしょうから、エゾハルゼミが鳴き止むのも納得です。
山の天気は変わりやすいとよく言われますが、今日の映像などはまさにその通り。そんな山に住むエゾハルゼミは、他のセミより一層、天候の変化に対して敏感に反応するのかもしれませんね。


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雲の中のエゾハルゼミ

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今日も梅雨らしく、矢竹は雲の中。視界は濃い霧によって閉ざされています。
しかし、聞こえてくるのは紛れもなくエゾハルゼミの鳴き声です。晴れの日に似合うように思っていましたが、これはこれで趣があるかもしれませんね。
昨年からエゾハルゼミと天気の関係についてずっと観察してきましたが、以前に書いた仮説のうち、湿度と日照はそれほど関係がないことが、今日の映像で改めて実証された形になりました。やはり、気温が主たる重要な要素のようですね。
ただ、もちろん気温が一定以上になればエゾハルゼミが鳴く、という単純な話では終わりません。これからさらに気温が上がる夏本番に向けて、エゾハルゼミは姿を消し、代わりにエゾゼミが出現するのです。つまり、エゾハルゼミの生活史も考慮に入れる必要があるのです。


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2009年6月21日 (日)

雨に揺られる葉

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鉄塔のほうも雨ですが、こちらのカメラは雨が視覚的に感じられるのが良いですね。はじめのショットでは、鉄塔上部の鉄板が雨に濡れて光っていますが、よく見ると雨が当たっているのが見えますね。鉄板の表面がチラチラして見えます。そして、そこからカメラは旋回していきますが、葉を見ていると、時々雨に打たれて葉がピョッと動くのが、あちこちで見えますね。こういう「雨の見え方」も、なかなか面白いです。


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夏至・乃東枯る

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今日は、二十四節気の中でもとりわけ著名な「夏至」(げし) の入りの日ですね。今日が一年で最も昼が長い日。しかし、今日の奥秩父は完全に雲の中。ちなみに昨年もそうでした。夏至の日は、毎年まさに梅雨のまっただ中。「最も長い昼」を意識・体感できる機会は、意外と貴重なのかもしれません。
夏至の初候は「乃東枯る」(なつかれくさ、かるる) です。乃東(夏枯草・カゴソウ)はロボットカメラ映像には映らないでしょうから、本候も独自のロボットカメラ七十二候を考えてゆくことにしましょう。


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2009年6月20日 (土)

皐月の陽眩し

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矢竹だけでなく、鉄塔カメラでも遠方を見渡してみますと、やはり霞んでいますね。梅雨の時期の映像を毎日見ていると、本当に晴れ間は貴重だと実感させられます。「五月晴れ」とわざわざ呼ばれていたのも納得できますね。

今日で芒種の節気は終わりで、したがってその末候「梅の子黄ばむ」の候も今日までです。本候のロボットカメラ七十二候は、昨日のような「五月晴れ」を是非盛り込みたい。「皐月の陽眩し」(さつきのひ、まぶし) というのは如何でしょうか。
皐月は旧暦5月の別称で、本日は旧暦だと5月28日なので、問題ありません。そして、梅雨の時期だからこそ、たまにの日差しが一段と眩しく感じられる。そんな意味を込めて考えました。


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梅雨の霞

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日本では古来「春は霞、秋は霧」と言われてきました。どちらも、空気中の微小な水滴によって視界が悪くなる現象ですが、季節によって言葉を使い分けてきました。では、この梅雨の時期は何と言われるのでしょうか。
今日の映像など、いかにも「霞んだ」感じですね。前半の稜線ショットはもちろん、後半の近景ショットも、霞んで見えます。私個人もイメージでは、これこそ「霞」という感じなのですが、はてさて……
ちなみに、昨年の今日の映像を見ても、やはり「霞んで」います。これは梅雨の時期の代表的な眺めと言えるかもしれませんね。


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2009年6月19日 (金)

さらに濃くなる緑

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Bt20090619a_3今日は固定ショットをじっくり見てみます。前半は6月3日との比較になります(静止画1枚目も参照)が、目立った変化はないものの、やはり少し、少しだけですが、葉の緑が濃くなっているように見えます。夏本番に向けて、さらに光合成を効率よく行えるよう、ブナは葉の葉緑素を増やしていくのです。
後半は別の固定ショット。こちらは以前から微妙に気になっていたのですが、何か葉とは違うようなものが垂れ下がっているのです。画像2枚目Bt20090619bの赤丸部分です。これは一体何なのでしょうか……


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眩しい梅雨の晴れ間

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久しぶりに、日差しが山肌を輝かせています。梅雨の晴れ間、五月晴れです。
前半は、5月23日以来の遠景比較ショット。青空が見えたものに限ると、4月27日以来、実に約2ヶ月ぶりとなります。さすがに、2ヶ月間で様相は一変しましたね。
天気がよいため、もちろんエゾハルゼミも元気に鳴いている……のですが、後半のショットではなんと鳴き声が聞こえません。前半から25分後と、やや時間が経っているので、日差しが遮られ気温が下がったのかもしれません。梅雨の晴れ間は、本当に貴重なものですね。


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2009年6月18日 (木)

こちらも雲の上

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矢竹の記事のほうで、今日は雲の上にいる、と書きましたが、どうやら鉄塔のほうも同じようです。最初の旋回している部分で遠方を見て頂くと、稜線だけ雲から顔を出しているのが見えるかと思います。後半の風向風速計ショットでも、上のほうに雲の切れ間が見えますね。
ただ、秩父市街の気象データを見てみたところ、13時頃に降水を観測しているものの、そこまで本格的には降らなかったようです。下に広がっている低い雲は、それほどしっかりした雨雲ではなかったのかもしれません。


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下のほうに雲

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今日もまずまずの視界……と思いきや、カメラが右のほうへ旋回していくと、大きな雲のかたまり、雲海とでも言えるような状態になっています。これまで、高いところ(映像で言うと左上のほう)に雲がかかり、下(右)のほうはなんとか見える、という状態になることが多かったですが、今日のようなこともあるのですね。おそらく、この雲の高度がかなり低く、いわゆる「雲の上に出た」状態になっているのではないかと思われます。したがって、もしかしたら下界(秩父市街地)では雨が降っているのかもしれませんが、標高の高い奥秩父は雨雲の上なので雨が降っていない、ということになります。


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2009年6月17日 (水)

10日ぶり

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実に10日ぶりに、鉄塔カメラ映像が伝送されてきました。現地のネットワーク環境のトラブルが原因だったのですが、本日で最低限は復帰したようです。
久しぶりなので、いつもの固定ショット3つを並べてみました。順にそれぞれ、6月6日6月4日6月2日と見比べてみましたが(静止画Bt20090617_3も参照)、天候の違いも考慮すると、あまり大きな変化は無いように見えます。葉の緑はだんだん濃くなっていくはずなので、そういうつもりで見ればなんとなくそう見えなくもないですが……葉の様子の変化も、芽吹きの時期などと比べるとだいぶ落ち着いてきましたね。


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青く潤う山

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少し霧が晴れました。稜線ショット(前回は6月10日)では、雨に濡れたことを象徴するかのような青い山々が連なっています。2番目のショットはやや霞んだ感じにも見え、湿度の高さを視覚的に感じることができます。
それでも3番目のショットを見ると、空はまずまず明るい。エゾハルゼミも鳴いていますし、気温はそこそこ高いようです。梅雨の時期としては、良い天気の部類に入るかもしれませんね。


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2009年6月16日 (火)

梅の子黄ばむ

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芒種末候「梅の子黄ばむ」(うめのみ、きばむ) の候に入ります。ここの森林に梅はありませんから、例によって別の候を考えましょう。
今日は昨日よりさらに深い霧に包まれました。もはや画面はほとんど真っ白。前半ではわずかに手前の針葉樹が見えますが、これが近景比較ショット(前回は6月14日)だとわかる方はかなりのロボットカメラマニアですね。
ところで、今日は霧の中からウグイスの声が聞こえますね。ウグイスは春の鳥、という認識をお持ちの方にはやや違和感があるかもしれませんが、ウグイスは8月くらいまではさえずりを続けるようです。春を告げた後、梅雨の霧の中でもより一層元気にさえずるのです。


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2009年6月15日 (月)

鳥霧中に鳴く

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なかなか天気がすっきりしません。対岸がはっきり見えないことが多いので、どうしても音に注意がいきやすいですね。今日も、鳥の鳴き声がよく聞こえます。昨日6月11日などもそうですが、天気が悪くとも鳥たちは元気に鳴いていますね。この時期の特徴かはわかりませんが、ひとまずロボットカメラ七十二候に採用しておこうかと思います。
というわけで、今日までの芒種次候「腐れたる草蛍と為る」の候、ロボットカメラ七十二候は「鳥霧中に鳴く」(とり、むちゅうになく) でどうでしょうか。「鳥」を、もっと具体的な種名にできるとさらに良いのかもしれませんが、それは今後の課題ですね。


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2009年6月14日 (日)

霧と立体感

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山はふたたび霧の世界に。気象庁の発表によると、関東地方は6月10日に梅雨入りしたということです。今日は、いかにも梅雨といった趣でしょうか。
映像はまず近景比較ショット(前回は6月8日)です。普段はややもすると一枚絵のように平坦に見えがちなロボットカメラの映像ですが、このようにいい具合に霧が出ると、普段より立体感を感じやすいように思います。今日の映像では、山の神のモミの木が、シルエットのように浮かび上がって見えますね。
また、今日は天気は悪いものの動物たちの気配はなかなか多いです。近景比較ショットでは何種類も鳥の声が聞こえますし、後半の真っ白ショットでは、虫の羽音がはっきりと。雨が強く降らなければ、動物たちは元気に活動できるのですね。


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2009年6月13日 (土)

気象観測今昔

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By20090613a今日は珍しいショットが2つ送られてきました。どちらもブログで初めてのご紹介かもしれません。
今日の映像のショット構成をはじめに説明します。計4つのショットがあって、1番目から2番目へ旋回し、場面が切り替わって3番目から4番目へと旋回する、という構成です。3番目は2番目の一部分(画像1枚目赤枠部分)、4番目は1番目の一部分(画像2枚目黄枠部分)という関係になっています。By20090613b

この中で、3番目のショットにご注目ください。中央に木がなく地肌が見えている部分があります。ここでは以前、気象観測を行っていました。しかし、データの回収が困難ということで、数年前に観測は中断してしまいました。現在は、カメラの付近で観測を行っていますが、映像の撮影対象は主に対岸の森林なので、やはり気象観測も対岸で行うのが望ましいようにも思えます。


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2009年6月12日 (金)

久しぶりの青空

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今日は久しぶりに気持ちの良さそうな映像が送られてきました。エゾハルゼミに鳥にと、みんな元気に鳴いています(最初のショット)。2番目はユリノキショットですが、そのユリノキが風でそよそよと揺れているのが遠目に見えます。なんとも爽やかな眺めですね。そして3枚目、空がはっきり青く見えます! よくよく考えると、かなり久しぶりではないでしょうか。
今日は旧暦の5月20日。まさに「五月晴れ」(さつきばれ) と呼ぶに相応しい日となっています。


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2009年6月11日 (木)

腐れたる草蛍と為る

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芒種次候「腐れたる草蛍と為る」(くされたるくさ、ほたるとなる) の候に入りました。この現象は、ロボットカメラ映像にはもちろん、そもそも現実には起こり得ないのですが、こんな趣のある表現も、ロボットカメラ映像に取り入れていきたいものです。

候が変わっても、相変わらずの悪天候ですね。今日はカメラハウジングに雨粒がついてしまっているようで、前半の映像の画面左上にはっきり映っていますね。後半の映像では見られないので、途中でカメラ旋回したときに落ちたのかもしれません。
今日はかなり低い雲がかかっていますが、全体が隠れているわけではないので、後半のように、旋回すると突然視界が良くなったりします。これは、実際に直接我々の目で見るのとはかなり異なる感覚ですね。映像を通して森林を見る際は、このあたりの感覚のズレに注意する必要がありそうです。


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2009年6月10日 (水)

雨雲山を覆う

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稜線ショットが再び厚い雲に覆われました。一昨日よりもさらに低い雲が出ているようですね。
後半はユリノキのショットですが、空が暗いので木々がシルエットのように。このショットは、どんよりとした曇りの日に魅力を発揮する、数少ない珍しいショットだと思います。

さて、今日までが芒種初候「蟷螂生ず」の候でした。ロボットカメラ七十二候ですが、本候で特徴的だったのは、天気の悪さではないでしょうか。昨年の6月を見ても、この時期は天気の悪い日が多かったです。そこで、「雨雲山を覆う」(あまぐも、やまをおおう) という候を提案したいと思います。


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2009年6月 9日 (火)

枯死スギ続報

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一昨日の記事でご報告した、新たに発見した枯死スギの続報です。今日の映像は比較的視界がよく、さらに一昨日入っていたキャラがなくなったので、かなりはっきりとその存在を確認できるかと思います(最後のショット)。
このズームインショットの位置関係ですが、右の静止画By20090609をご覧ください。これは今日の映像の最初のショットですが、黄枠部分が最後の、件のショットです。さすがにこの遠景だと、枯死木はわかりませんね。そして、参考までにですが、赤枠はその一つ前のショットになります。赤枠部分から黄枠部分へとカメラが旋回する、ということです。


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2009年6月 8日 (月)

再び低い雲

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再び低い雲が奥秩父の山を覆っています。気象庁の発表では関東はまだ梅雨入りしていませんが、このところはなんとも梅雨らしい天候になっています。
前半は、このところ連日ご紹介している稜線ショット。昨日よりはもちろん見通しが悪いのですが、かといって全く遠くが見えないわけでもなく、雲の陰から遠方の山肌がぼんやり青く見えている様は、なんとも言えない独特の眺めを作り出しています。
後半には、最近ご紹介しそびれていた近景比較ショット(前回は5月30日)を入れました。稜線ショットも含め5月20日と同じショット構成ですが、両者を見比べるにはやはり今日の映像は天気が悪すぎるようです。理屈からすれば今日のほうが広葉樹の緑は濃くなっているのでしょうが、映像からは自信を持って判断することは難しいですね。


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2009年6月 7日 (日)

鉄塔は虫がいっぱい?

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鉄塔カメラ映像には、太陽の光が燦々と降り注いでいます。矢竹でも聞こえましたが、ようやくエゾハルゼミの出番も巡ってきました。そこそこ気温が上がっている証拠ですが、風も少しあるようですし、暑さよりは爽やかさをより強く感じるような映像になっていますね。
映像は鉄塔上部ショットからカメラが旋回していく部分ですが、旋回中の映像をよーく見ると、白いものがチラチラと映り込んでいるような気がします。もしかしたら、エゾハルゼミだけでなく、虫たちも活発な活動を再開したのかもしれません。
鉄塔カメラは矢竹カメラに比べて、木が近いぶん虫や鳥などの動物たちが近くに来やすいです。もしかしたら観察の邪魔になることもあるかもしれませんが、動きがあるものはやはり単純に見ていて楽しいです。


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新たな枯死スギ発見

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一昨日昨日と少しずつ霧が晴れてきましたが、今日で一気に視界が開けましたね。前半は、3日連続の稜線ショット。対岸は日陰になってしまっていますが、かなり遠くまで見渡せます。
久しぶりに対岸がしっかり見えるので、改めてじっくり観察していたら、枯れたスギを新たに発見しました! それが後半の映像です。普段は紹介しないショットなのですが、カメラの向きが切り替わった後の画面右上(画像By20090607の赤丸部分)です。文字の陰になってしまっていて見辛いですが、茶色いものが見えるかと思います。日当りが良いと遠景でも見えるかもしれませんので、全体的な位置関係も含め、後日追って詳細を報告したいと思います。


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2009年6月 6日 (土)

風速計の精度



(参考:6月5日の映像

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昨日とほぼ同じショット構成なので、上に映像を並べてみました。矢竹では昨日より霧が晴れていましたが、こちら鉄塔でもわずかながら霧が薄くなっています。遠くを見てもわかりませんが、近くの木々をよく見ると、今日と比べて昨日は濃霧でやや霞んでいることがわかると思います。
さらに、今日は少し風が吹いているようで、ブナの枝がゆっくり揺れています。実際に風向風速計を見ると、風向計がゆらーりと動くタイミングがあります。ところが、風速計は全く回っていません。これは、風速計の静止摩擦力を上回る力を持った風は吹いていないということ。つまりは、かなり弱い風ということですね。


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少し晴れた霧

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前半は稜線ショット。まだまだ遠くの雲は厚いものの、昨日と見比べるとだいぶ見通しは利くようになっていますね。やや遠方の山肌が細切れの雲(霧)によって見え隠れしているのが、なんとも趣深く感じます。
後半は遠景比較ショットの一部にズームインしたもので、5月24日の後半などと同じショット。こちらは、まだまだ濃い霧が視界を遮っています。霧の向こう側も微妙に見えていますが、これは「見え隠れ」というレベルではまだまだないですね。


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2009年6月 5日 (金)

蟷螂生ず

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鉄塔カメラ映像も雨。ブナの葉から雨垂れが落ち、風向風速計にも雫が並んでついています。鳥やセミ、虫など動物たちの気配もなく、かなりしっかりと雨が降っていることを感じさせます。
今日から「芒種」の節気ですが、初候は「蟷螂生ず」(かまきり、しょうず) です。まさにそのまま、カマキリが生まれ出てくる時期、ということですが、例によってロボットカメラの映像にカマキリが映ることは考えにくいです。ロボットカメラ七十二候は、またオリジナルを考えましょう。関東の平年の梅雨入り日がちょうど本候に該当しているので、梅雨関連が良いかもしれません。今年も、そろそろ梅雨入りでしょう。


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芒種

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久しぶりに矢竹カメラ映像が送られてきました! 6月に入って、初めての矢竹映像ということになりますね。
しかしながら、肝心の映像は濃い霧に阻まれ遠くは全く見えず。途中にカメラが動きますが、後半は稜線ショット(前回は5月30日)です。もはやお馴染みのショットですが、天気のよかった5月20日などと比べると、今日の視界の悪さが一層際立ちますね。

今日は「芒種」(ぼうしゅ) の節気の入りの日です。詳しい説明は昨年の記事に譲りますが、一言でいえば「田植えの開始時期」ということになります。


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2009年6月 4日 (木)

羽虫始めて舞う

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小満末候「麦秋至る」の候も今日で終わりです。本候は残念ながら、鉄塔カメラ映像のみのご紹介となってしまいました。その中で印象的、特徴的な出来事は、やはり虫が飛び始めたことでしょうか(6月2日6月3日)。これを受け、本候のロボットカメラ七十二候は「羽虫始めて舞う」(はむし、はじめてまう) というのは如何でしょう。森にいるような虫が「舞う」というのはやや違和感があるかもしれませんが、虫たちも厳しい環境の中で立派に逞しく生きています。そんな虫たちに対する敬意も込めて、「舞う」という表現を使ってみました。
ところが、今日は虫はおろか、エゾハルゼミの声も聞こえず、鳥の鳴き声が少し寂しげに響くだけ。少し気温が下がっているのでしょうか。映像は風向風速計ショットから旋回ショットと続きますが、カメラの旋回音も、虚空に響くとでも言いましょうか、なにか空虚な感覚を覚えました。


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2009年6月 3日 (水)

虫か鳥かそれとも葉か

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今日も良い天気。エゾハルゼミに加え、鳥の鳴き声も。初夏の陽気ですね。
山もずいぶん暖かくなったのでしょう。動物たちも活発になってきたようです。
はじめのショットで、ズームイン後、画面左に一瞬白いものが映り込みます。おそらく、何かの虫でしょう。ピントがだいぶぼけているので、カメラのかなり近くを飛んだものと思われます。また、それとほぼ同時に、やはり画面左の方で白いものが下へ落ちていきます。これは、虫ではなく葉かもしれません。
次の風向風速計ショットでは、画面右奥から左手前へと、先ほどよりやや大きい、白い何かが飛んでいきます。動きからすると、おそらく何かの鳥だと思われます。
そして、最後に少しだけ鉄塔上部ショットを入れましたが、ここでは虫の羽音が聞こえます。このショットに切り替わった直後を、よく聞いてみてください。


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2009年6月 2日 (火)

虫の季節

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本当に久しぶりの晴天となりました。強い日差しは実に5月26日以来となります。さすがにこのような天候だと、エゾハルゼミも元気ですね。エゾハルゼミは遠くでも近くでも鳴いており、特に近くのが鳴くのと鳴かないのでは、全体としての音環境はだいぶ異なります。このあたりの「音の立体感」にも注目ですね。
また、映像の後半で、小さい白いものが高速で飛び回っているのが映っています。何かの虫ですね。今年もまた、山に虫が現れる季節となってきました。山へ行く際は、一応この点をご覚悟(?)ください。


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2009年6月 1日 (月)

雨と風

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相変わらず続く悪天候ですが、今日はちょっと様子が違います。雨の音はほぼ無く、遠方の山肌がうっすらと見え、木はそよそよと風に揺られています。
雨と風はもちろん一緒にくることもありますが、今回のように、雨の後の風、というパターンも、山にはありそうです。山は、天気が悪いときは雲の中に埋もれることが多いです。風が吹くということは、その雲が流される場合もあるでしょう。そういうときは、「風が雨を連れ去る」とでも言うような状況になると考えられます。
Bt20090601後半は昨日と同じショットですが、枝のしなり具合の違いがわかりやすいです。右の画像で、同じ枝葉にそれぞれ赤丸をつけてみました。今日の方が、上の方に位置していますね。枝葉についていた雨水も、風によって徐々に乾かされているということでしょう。


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