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2009年7月

2009年7月31日 (金)

空が見えるか見えないか

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今日は昨日の話題に少し補足をしたいと思います。映像は2つのブナの寄りショットを繋げました。後半が、昨日と同じショットですね。
両者はよく似ているショットですが、一つ決定的な違いがあります。それが、背景に空が見えるか見えないか、なのです。後半のショットは、昨日ご説明したように、空が全く見えません。しかし、前半のショットでは、わずかながらですがブナの枝葉の隙間から空が見えています。これは非常に大きな違いで、例えば今日の映像だと、前半のショットに灰色の空が見えるので、かなり天気が悪いことがわかります。


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気持ち悪い過ごしやすさ

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どうにも天候が回復しませんね。今日は上のほうに雲がかかっていて、後半の稜線ショット(前回は7月26日)の見通しもかなり悪いです。
まさに遅れ梅雨。この時期はうだるような暑さにうんざりすることになるはずなのですが、どうもいまひとつ気温が上がりません。過ごしやすいと言えばそうなのですが、なんとも気持ちが悪いですね。
ちなみに、ここまで梅雨明けが発表されたのは、沖縄・奄美・九州南部・関東甲信越の各地方で、これに加えて本日四国地方の梅雨明けが発表されたようです。梅雨前線も東へ遠ざかりつつあるようなので、他の地方もさすがにそろそろ梅雨が明けていくのではないでしょうか。


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2009年7月30日 (木)

天気の判断とブナの観察

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なかなか天気が良くなりませんね。エゾゼミもちょっと早く登場しすぎて戸惑っているのではないでしょうか。
ところで、今日は鉄塔上部ショットからブナの寄りショットへ、という部分ですが、このあたりは全く空が見えないため、天気の状態がいまいちつかめません。他のショットを見ると、かなり低い雲が出ているのですが、このショットでは太陽光が遮られるような雲が出ていることくらいしかわかりません。しかし、逆に天候状態に左右されにくいというメリットもあるので、ブナの観察には適したショットと言えるかもしれませんね。


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今度は伝送が異常

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今日は無事に正常な映像が送られてきて一安心、と思いきや、今度は映像ファイルの伝送にトラブルがあった模様です。
普段は、遠景比較ショット、稜線ショット、近景比較ショット、ユリノキショット、林道ショット、記念撮影ショットなどなど、様々なショットが含まれた映像ファイル(1ファイル30秒)が計7つ送られてくるのですが、今日はそのうち1つのファイルしか送られてきませんでした。遠景比較ショット(前回は7月24日)が入っているものです。
なので、今日の映像はその部分だけになります。引き続き、天気は悪いようですね。


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2009年7月29日 (水)

一緒にやってきた

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以前、雨の後に風がくるという記事を書きましたが、今日は雨と風が同時にやってきたようです。
映像はおなじみの固定ショット3つ。はじめのショットで雨音が強くなりますが、これは雨が強くなったのか、それとも風が吹き付けているのか。ちょっと判断しかねるところですが、2番目の風向風速計ショットで、風が吹いていることが確認できました。ただ、最後のショットでは風が止み、雨も弱くなっているようです。このような天気の急激な変化が、山の厄介なところですね。


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映像も音もヘン

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今日はたまにある、映像の異常が発生してしまいました。矢竹映像ではたびたび起こっていて、鉄塔映像ではまだ起こったことがありませんが、両者のエンコードの形式は確か少し異なっていたので、この部分が原因の可能性が高いですね。
ちなみに、こうなったときは映像だけではなく、音もおかしくなります。カメラの旋回音がいつもと違いますし、さらに今日はもっとわかりやすい音が入っています。最初と最後に何かが鳴いている音が聞こえると思いますが、これはおそらくカラスです。正常に録音されている2008年6月26日などと聞き比べてみてください。


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2009年7月28日 (火)

土潤うて溽暑し

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大暑の次候は「土潤うて溽暑し」(つち、うるおうてむしあつし) です。この「溽」の字ですが、以前ご紹介した「溽暑」(じょくしょ) の字ですね。梅雨の蒸し暑さと梅雨が明けてからの蒸し暑さ、どちらが溽暑という言葉により相応しいでしょうか。
今日の鉄塔カメラ映像は、天気が悪く山肌に雲がいくつか浮いていますね。確信は持てませんが、現地は蒸し暑いのかもしれません。

なお、本候のロボットカメラ七十二候ですが、「蝦夷蝉始めて鳴く」を本候にするかもしれません。本候はこの視点も踏まえて映像を見ていきたいと思います。


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音が気になる時期

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エゾゼミが少しずつ鳴き始めたので、最近は特に音に注意が向きます。そうすると、同じ日のなかでも音の様子がどんどん移り変わってゆくことに、改めて気がつきます。
映像は3つのショットを繋げてありますが、それぞれが異なる音風景となっています。はじめのショットは静かで、耳を澄ますと遠くで鳴いている鳥たちの声が聞こえます。2番目のショットは、だいぶ近くで鳥が鳴いているようですね。そして、最後のショットでは、小さい鳴き声ながらもエゾゼミが。これからの時期はこのエゾゼミの鳴き声はどんどん大きくなり、鳥たちの鳴き声をかき消していきます。


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2009年7月27日 (月)

蝦夷蝉始めて鳴く

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今日は鉄塔のほうも珍しい旋回映像が送られてきました。矢竹に続き、こちらもずっと旋回です。ただ、最後の部分は、見覚えがありますね。7月22日などの最初の部分に相当します。
また、カメラの動作音に混じって鈴の音が聞こえます。これはクマ除けの鈴の音ですね。誰かが近くにいるのでしょう。

さて、今日までが大暑初候「桐始めて花を結ぶ」でした。本候最大のトピックはやはり、エゾゼミの鳴き始めでしょうか。「蝦夷蝉始めて鳴く」(えぞぜみ、はじめてなく) ですね。ただ、昨年は7月30日が初鳴きだったので、もしかしたらもう1候後のほうが良いかもしれません。


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大きく旋回

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今日は、矢竹カメラには珍しい、カメラが大きく旋回する映像です。20秒間ずっと旋回しています。
これは、記念撮影ショット(6月29日など)から空ショット(5月23日など)へと旋回している途中になります。途中には、遠景比較ショットなどお馴染みの場所も見えますね。鉄塔カメラの旋回ショットは撮影対象が近くにあるのでスケール感がありませんが、矢竹だとなかなか雄大な眺めが得られます。
途中、何かの鳴き声が聞こえますが、これはセミでしょうか?


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2009年7月26日 (日)

酷暑の始まり

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今日は矢竹、鉄塔ともにエゾゼミは聞こえませんね。ただ、風向風速計ショットでは、何か鳴き声が聞こえますが、別の虫でしょうか……?
それにしても、ずいぶんと暑そうな日差しです。エゾゼミ同様、厳しい暑さの始まりの時期ですからこそ、より一層暑さを実感しますね。7月23日の記事で、「大暑」という節気の名と実感を合わせる手がかりについて書きましたが、この「始まりの時期の強い印象」という要素もあると思います。暑さが当たり前になったら、もう暑さを心から実感することはできない、というより、次の季節に意識は向かうのではないでしょうか。そう、もう次の節気は「立秋」なのです。


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空の青さ

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今日はエゾハルゼミ聞こえず。天気はとても良いのですが。前半の稜線ショット(前回は7月22日)も後半でも、空には青い部分が見えますね。
特に後半のショットは、ちょうど1ヶ月前の6月26日と比較すると(右画像By20090726)、今日の空の青さがよくわかります。6月26日の記事を見ると、梅雨の真っただ中ではこれでも「青空」だと思ったようですが、今日の空と見比べると6月26日は曇っているように見えるくらいです。


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2009年7月25日 (土)

鳴き始めの時期

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エゾゼミ、なかなかよくわからないヤツです。今日は矢竹で鳴いていたのに、こちら鉄塔では聞こえません。昨日とまるっきり反対ですね。やはり、気温はあまり関係ないのでしょうか。
とはいえ、こうして鳴いたり鳴かなかったりするほうが印象には残ります。それが「鳴き始め」の時期の良さではないでしょうか。鳴くのが当たり前になってしまったら、もう情緒は薄れてしまうと思います。七十二候に「始めて〜」(〜し始める) という表現が多いのも、そういうことかもしれませんね。


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一日遅れで矢竹も

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昨日の鉄塔で今年初めて鳴き声を確認できたエゾゼミ、一日遅れて矢竹にも登場です。
鳴き方の状態を確認するために、幅広い時間帯のショットをつなげましたが、やはり時間帯によって鳴き声の大きさに変化があります。はじめは比較的元気ですが、2番目のショットではほとんど聞こえず、最後の林道ショットでは少し復活しています。それぞれのショットの間にもめまぐるしく変化しているかもしれません。これは単なる偶然やセミの気まぐれということで片付けてしまって良いのでしょうか。


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2009年7月24日 (金)

鉄塔から出現

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矢竹の記事で「そろそろ、エゾゼミの季節でしょうか」と書いてから鉄塔のほうを見たら、なんとエゾゼミの鳴き声が聞こえるではありませんか! 鉄塔のほうが気温は低いはずなので、エゾゼミは単純に暑くなったら鳴き始めるわけではないようですね。いずれにせよ、これでまた一段と大暑の節気らしさが増しました。
また、今日は固定ショット3つを並べたのですが、最後のショットだけエゾゼミが聞こえません。2番目のショットから、2分弱しか経っていないのですが、この間に何があったのでしょうか……


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面目躍如

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大暑の入りの日だった昨日は残念な天候でしたが、今日は素晴らしい天気でいかにも暑そう。大暑の節気の面目躍如といったところでしょうか。
前半の遠景比較ショットでは、前回の7月20日よりさらに強い日差しが。空を見ると、青空に白い雲と、絵に描いたような晴天ですね。
後半は近景比較ショット。前回の7月12日にはまだわずかに鳴いていたエゾハルゼミも、もうすっかり聞こえなくなりました。そろそろ、エゾゼミの季節でしょうか。


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2009年7月23日 (木)

桐始めて花を結ぶ

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今日からの節気、大暑の初候は「桐始めて花を結ぶ」(きり、はじめてはなをむすぶ) です。桐の木はロボットカメラ映像には映りそうにないので、また新たなロボットカメラ七十二候を考えましょう。Bt20090723
映像はふたたび濃い霧に。しかし、同じく濃霧だった7月21日と比べると、今日のほうが少し霧が薄いようで、風向風速計ショットで21日よりよく木が見えます(画像赤丸部分など)。こういうスケールの距離感での比較は、霧の日ならではのものですね。


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大暑

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今日から「大暑」(たいしょ) の節気に入ります。
一年でもっとも暑い時期、ということですが、8月ではなく7月にこの節気があることに違和感を覚える方もいらっしゃるのではないでしょうか。二十四節気は中国で考案されたものをそのまま持ち込んだので、それが原因だとも言えます(こちらも参照)。ただ、二十四節気(特に立春、秋分など)はある程度日本で定着しているものなので、これを我々の実感に合うように解釈することも重要かと思われます。
その手がかりのひとつとして、この「大暑」を点ではなく期間として捉えること。「今日が一番暑い」ではなく「今日から(立秋の手前まで)が一番暑い」という具合に、「これから暑くなる」というニュアンスで受け取ると良いのではないでしょうか。

映像は、鳥の鳴き声が聞こえる部分を抜き出してみました。前半にはちょっと珍しいカラス、後半はヒガラやウグイスなどで賑やかです。


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2009年7月22日 (水)

雨止みて空清し

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山肌に雲が浮いていますが、天気自体は良いようで、見通しの良さもなかなか。今日は矢竹も良い眺望が得られていますし、7月19日の矢竹もそうでした。戻り梅雨の断続的な雨によって、空気が洗われたのでしょう。
今日までが小暑末候「鷹乃ち学を習う」(たか、すなわちわざをならう) なのですが、本候のロボットカメラ七十二候はこの事象によって「雨止みて空清し」(あめやみて、そらきよし) としたいと思います。


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日食

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今日は日食の日でしたね。屋久島、トカラ列島方面は残念ながら悪天候となってしまいましたが、太平洋は硫黄島等で皆既日食が観察できたようですね。
秩父でも部分日食は観察できるはずなのですが、この映像では直接太陽を見ることはできません。ところが、画面にたまたまついている水滴が、光の加減でまるで日食の太陽のように見えるではありませんか! もちろん偶然の産物でしょうが、これはこれで記念的映像であるとも言えますね。

後半の稜線ショット(前回は7月20日)では、たいへん良い眺望が得られ、空にはほんのり青空も見えます。


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2009年7月21日 (火)

戻り梅雨



(参考:7月20日の映像

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鉄塔のほうも濃い霧ですね。昨日と同じ風向風速計ショットから旋回ショットという流れですが、見比べると全く別世界。どちらも風はほとんどありませんが、今日は暑さを感じるような眺めではないですね。
関東は、梅雨明け以降もなかなか良天に恵まれない日が多くあり、いわゆる「戻り梅雨」という状態になっています。気象庁は毎年8月下旬に梅雨明け時期の見直しを行っているようなので、もしかしたら梅雨明け日が訂正になるかもしれません。ただし、7月14日から数日は天気がよい日が続いたので、あの時点では適切な判断だったというのは言えそうです。


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霧にウグイス

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昨日は一転、非常に濃い霧に包まれています。前半のショットでは本当に霧しか見えませんし、近くを撮影している林道ショットさえも満足に見通すことはできません。梅雨中の7月1日に匹敵する霧の濃さですね。
そんな中、鳴いているのがウグイス。後半の林道ショット部分できれいに聞こえますし、よく聞くと前半でも鳴いています。現地の気温とは関係なく、霧の中に響き渡るウグイスの声から清涼感を感じるような気がしないでもありません。

それから、再生時間4秒付近で何者かが画面を上から下へ通過します。速すぎて何かは全くわからないのですが、鳥か何かでしょうか。


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2009年7月20日 (月)

気温の差

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海の日の今日は鉄塔カメラ周辺にも強い日差しが。しかし、風向風速計ショットをよく見てみると、対岸は完全に日陰となっています。空は晴れているものの、だいぶ大きな雲があるようですね。たとえ夏とはいえ、太陽が当たるかどうかで体感の気温はだいぶ変わります。山はもちろん、海でも泳ぐときなどには日陰と日向の気温差には注意が必要かもしれません。
映像はそのまま旋回ショットに入りますが、こちらは見渡す限り陽を浴びる木々が続いています。風がないので、なんとも暑そうですね……


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海の日の山

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今日は海の日ですね。このところ曇りがちでしたが、今日は遠景比較ショット(前回は7月16日)に青空が。ただ、対岸には日陰も落ちていますね。稜線ショットに目を移すと、やはり雲が多く見えます。昨日と比べて気温は上がっていそうですが、眺望は今ひとつ、という感じです。
ともかく、海へ遊びにいく日としては、気温は高く日陰もあり、なかなかのコンディションではないでしょうか。もちろん、海だけではなく、山へ行っても(都会と比べての)涼しさを満喫できるかもしれません。今年海へ行った皆様、来年は秩父の山へ、如何でしょうか。


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2009年7月19日 (日)

薄い陽光と風

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矢竹よりは良い天気に見えます。薄い陽光で葉がテラテラ光り、風によって揺られています。この映像を見て、どのような感情を抱きますか?
個人的には、例えば7月16日のように、燦々と陽光を浴びた葉が風に揺られる映像は、爽やかさを感じますし、天気が悪いときの風もまた「暴風雨」という言葉もあるように、イメージしやすいです。しかし、今日のようなある意味中途半端な天気のときの風は、現地の状況をなかなかイメージできないのではないでしょうか。もし、このような気象状況のときに現地にいても、それほど特別な感情を抱かないで「自然に」過ごすことができるのでしょうが、それが映像になった途端に、なんとも居心地の悪い感情が湧いてきます。


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怖いくらいの良眺望

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今日も高い雲が空を覆い、太陽の光を遮っています。ところが、稜線ショット(前回は7月15日)を見ると、実に見通しが良い。遠方に連なる稜線はもちろん、武甲山までもがくっきり見える、怖いほどの良眺望です。昨年も7月下旬に曇りの良眺望がありましたし、この時期の特徴的な状態なのかもしれません。By20090719_2
ちなみに武甲山ですが、もう少し寄ったショットでもその姿を確認することができました。それが後半のショットですが、右の画像でそれぞれ赤丸をつけたのが同じ部分になります。青く見えるのが武甲山です。


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2009年7月18日 (土)

もの悲しい単独鳴き

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エゾハルゼミ、昨日は「断末魔の声」などと書いてしまいましたが、今日も鳴き声が聞こえますね。たいへん失礼致しました……
もっとも、本日の鳴き声はもの悲しい単独鳴き。思わず、ヒグラシの哀愁を思い出してしまいました。
特に、前半の「ミョーキン」部分は、本当に耳を澄まして聞かないとわからないかもしれません。元気な単独鳴きが聞けた5月20日などと聞き比べてみてください。


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鳴きくらべ

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本日も曇天ですね。もっとも、梅雨のときのようにそこまで陰鬱な気分にはなりませんが。

今日は鳥の鳴き声がおもしろかったので、20秒間固定同一ショットにしてみました。2種類の鳥が、競い合うように鳴いています。まるで、鳴きくらべでもしているかのようです。本当に、間髪入れずにお互い鳴いていますね。
片方はヒガラのようですが、もう片方は何でしょうか。よく聞く声ではあるのですが……


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2009年7月17日 (金)

鷹乃ち学を習う

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梅雨明けの日差しも、今日はちょっとお休み。山の雰囲気も、どこかもの悲しげです。
そんな山に、久しぶりにエゾハルゼミの鳴き声が。しかしやはり、その「か弱さ」は否定できません。時期的にも、もうエゾハルゼミはいなくなるはずです。まるで、断末魔の声のようですね……

今日から、小暑末候「鷹乃ち学を習う」(たか、すなわちわざをならう) です。鷹の子が飛ぶことを覚えて舞い始める時期、というたいへん趣深い候なのですが、果たしてロボットカメラは鷹の姿を捉えることができるでしょうか……!?


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2009年7月16日 (木)

雨雲天に上る

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梅雨明けの日差しはまことに眩しく美しい。遠くの木にも近くの木にも、ひとしくその光を降り注ぐ太陽。その大いなる存在を思わず実感する眺めとなっています。
今日までが、小暑次候「蓮始めて開く」の候でした。本候のトピックは、何と言っても梅雨明け。今日のような素晴らしい陽光は、山を覆っていた雨雲高い位置へと上っていったからでしょう。本候のロボットカメラ七十二候、「雨雲天に上る」(あまぐも、そらにのぼる) で如何でしょうか(昨年の本候はまだ梅雨明していませんでしたが天候は回復傾向にありました)。


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最初と最後

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以前ご紹介した、一日の撮影の最後のショット(最終ショット)が、本日送られてきました。前回は映像が変だったので、正常な形でのご紹介は今日が初となりますね。
ところが、今日もちょっと変な部分が。実は今日、このショットはいつもの遠景比較ショット(前回は7月14日)の『前』に送られてきたのです(遠景比較ショットは一日の撮影の最初のショット)。普段は映像の取り込みが始まったらすぐに遠景比較ショットへとカメラは旋回するのですが、今日は取り込みを始めるタイミングが早かったのでしょう。前日の撮影はこの最終ショットで終わっているので、カメラ旋回前のこの「最終ショット」がはじめに送られてきた、というわけです。
その原因はおそらく、現地で人がメンテナンスを行っていたからでしょう。今日の映像の始めにガタガタと音がしますが、これはカメラに併設されている展望台に人が登っている音です。


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2009年7月15日 (水)

鳥に風に飛行機に

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今日の鉄塔はなんだかやけに賑やか。鳥は2、3種類はいるでしょうか、どれも近くにいるのか元気に聞こえます。さらに、重低音はお馴染み、ジェット機のエンジン音。また、最後のほうでは風で葉が擦れる音も。
特に鳥たちは、まるで梅雨明けを察知したかのような印象を受けました。昨年の梅雨明けのときも同じような印象を持ったのですが、今日の鉄塔はそれがより顕著でした。鳥たちも、気候の変化を感じ取っているのでしょうか。


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梅雨明けの稜線ショット

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昨日梅雨明けを迎え、一夜明けた今日。引き続き梅雨明けに相応しい良天となりました。前半の稜線ショット(前回は7月11日)は、見通し自体はすごく良いわけでは決してありませんが、やはり梅雨の時期のそれとは違います。湿気はあるものの雲は高くなり、太陽光がその雲を貫いてしっかり地表まで届いています。
後半のショットは、7月13日の最後のショットからカメラが旋回する部分になります。旋回してたどり着いたショットは、6月26日のはじめのショットなどと同じもの。だいぶ、このあたりのショットの前後関係もご紹介できてきましたので、今度近いうちに前半部分のショットをまとめてご紹介する機会を作ろうかと思います。


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2009年7月14日 (火)

7月の緑陰



(参考:5月10日の映像)

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梅雨明けの晴天は、鉄塔カメラに映るブナの葉にも輝かしい陽光を注ぎます。
今日は2ヶ月ほど前の5月10日と同じショット構成にしてみました。上に両者を並べてあるので、同時に再生して見比べてみてください。同じ晴天の映像ですが、色も空気感もだいぶ異なっています。5月5日が立夏の入りですから、さしずめ「初夏と晩夏の違い」といったところでしょうか。
Bt20090714_2特に注目していただきたいのが、後半の鉄塔上部ショット。右に静止画も載せましたが、この2ヶ月で暗い部分がだいぶ増えましたね。これぞ、緑陰という言葉に相応しいように思います。深い影を落とす、7月の夏木立です。


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少し早い梅雨明け

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本日、関東甲信越地方は梅雨明けした模様とのことです。確かに、今日の映像を見ても梅雨明けは納得できますね。久しぶりに見る青空の遠景比較ショット(前回は7月11日)ではないでしょうか。
関東甲信越地方の平年の梅雨明けは7月20日頃なので、今年は6日ほど早く梅雨明けを迎えたことになります。ちなみに、昨年は7月19日でしたね。梅雨明けは昨年より早くなりましたが、今年は梅雨の間はいかにも梅雨、といった様相で、悪天候が続きました。昨年より、かなり梅雨らしかったのではないでしょうか。そして、だからこそ梅雨明けのインパクトも大きいように思います。
後半には林道ショットを入れましたが、晴天のなかそよぐ木々が何とも気持ちよいですね。暑さと同時に涼しさも感じる眺めになっています。


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2009年7月13日 (月)

暑くても爽やか

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今日は久しぶりに旋回ショットをじっくり見てみました。天気が良くて風があり、太陽の光を浴びて輝く木々が揺られています。7月10日の風はあまり涼しげな印象はありませんでしたが、今日はさらに天気がよいからでしょうか、気温は高そうですが風は涼しそうな印象を受けました。不思議なものです。皆様はいかがお感じでしょうか。
後半には固定ショットも入れましたが、陽が当たるところと当たらないところがくっきり見えるくらいの日差しは、見た目にはとても綺麗に見えますね。


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異常な新ショット

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今日もいつもの遠景比較ショットを……と思い映像を見たら、何やら見慣れぬ光景が。遠景比較ショットより、だいぶ右側を撮影してしまっています(前回の7月11日などと見比べてみてください)。カメラの制御エラーか何かでしょうか。幸い、次のショット以降は正常なショットで撮影できているようです。明日は、遠景比較ショットも正常に撮影されればいいのですが。
後半には、正常ですが少し珍しいカメラ向きの移動が送られてきていたので、ついでに入れてみました。近景比較ショット(7月12日など)への移動と、近景比較ショット(寄り)からの移動です。


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2009年7月12日 (日)

蓮始めて開く

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今日はこちら鉄塔でもエゾハルゼミの声が少し聞こえます。矢竹より少し鳴き声が大きいかもしれませんが、これも鉄塔のほうが(おそらく)気温が低い(高標高だから)ことと関係があるのでしょうか。
今日から、小暑次候「蓮始めて開く」(はす、はじめてひらく) の候に入りました。実は、昨年の本候において、本朝七十二候の事象があまりにロボットカメラ映像と縁がないことを危惧し、はじめて「ロボットカメラ七十二候」という発想が出ています。それから約1年越しとはなってしまいましたが、満を持して、本候でもロボットカメラ七十二候を考えていきたいと思います。


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か弱いエゾハルゼミ

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今日は近景比較ショット。6月29日以来になりますが、見た目には大きな変化は無いですね。やはり、このショットは新緑期と紅葉期に真価を発揮します。
今日注目して頂きたいのは、音のほうです。かすかに、ですが、エゾハルゼミの鳴き声が聞こえます。今日の天候を見る限りでは、最近のうちでは気温が低めではないかと思われます。そこでふと思ったのですが、エゾハルゼミはある一定の気温以上でないと鳴かないだけでなく、さらに上のある一定の気温以上のときは鳴かない、つまり気温条件に下限だけでなく上限もあるのではないかということです。もしそうなら、7月に入って本格的に暑くなると鳴かなくなる理由も説明がつくのですが……真相はまだまだ謎です。
後半は記念撮影ショットを入れました。今日も、山には誰もいないようですね。


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2009年7月11日 (土)

梅雨を吹き飛ばす温風

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今日は昨日と打って変わって静穏。日差しはそれほどありませんが、いかにもジメジメという感じの空気感です。
今日までが、小暑初候「温風至る」の候でした。今日は静穏でしたが、昨日などはまさに梅雨を吹き飛ばさんばかりの風が吹いていましたし、全体的に気温も上がってきているように思います。本候のロボットカメラ七十二候はこのまま「温風至る」(あつかぜ、いたる) で良いのではないでしょうか。


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雲が高く

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今日は少し悪天候に逆戻り。はじめの遠景比較ショット(前回は7月4日)では、雲が太陽光を散乱させ、晴れていれば順光になる対岸が逆光状態になっていますね。
しかし、後半の稜線ショットを見ると、昨日ほどではないですがまずまずの見通しの良さです。ここ数日の見通しの良さ、爽やかさを見ると、本格的な梅雨の時期に比べて、少し雲が高くなってきたのかとも思えます。


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2009年7月10日 (金)

この風は熱い?

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鉄塔カメラのほうは、強い風が吹き荒れています。もっとも、矢竹のほうも映像の最後のほうを良く聞くと、ジェット機の音に混じって風の音も。今日は山全体的に風が強いようですね。
さて、この風ですが現地で受けると涼しいのでしょうか、暑いのでしょうか。映像を見る限りでは、あまり涼しげな印象は受けませんが……やはり七十二候通りに「温風」なのでしょうか。こういうときは、実際に現地で体験した人の声が聞いてみたくなりますね。


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爽やかな空を飛ぶ

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今日の稜線ショットは遠くまで見渡せますね。一昨日のように低い雲も無いようです。この時期にしては、かなり爽やかな部類に入るでしょう。梅雨明けはもう少し先ですが、それを予感させるには十分の眺めです。
ところが、後半のショットではその爽やかな眺めに騒音が割って入ります。ジェット機ですね。それも、かなり近くを飛んでいるのではないでしょうか。これだけ爽やかな空なだけに、余計に気になります。飛んでいるのがジェット機ではなく鳥だったら良かったのでしょうが……


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2009年7月 9日 (木)

溽暑

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今日は見通しこそ良いものの、遠くは少し霞んでいてなんだかジメジメした感じです。おまけに、後半の風向風速計を見ると、風はほとんどなし。もちろん実際の気温は映像からはわからないのですが、映像から判断する限りはとても蒸し暑そうです。
このような日は、じっとりとして肌がべたべたする感じになりますよね。このような暑さのことを「溽暑」(じょくしょ) と表現するようです。もっとも、この言葉は今のような梅雨の時期にも使えそうですが、真にこの言葉が相応しいのは梅雨が明け、本格的な暑さが訪れてからかもしれません。日本の夏は、梅雨でなくともそもそもとても蒸し暑いのです。


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2009年7月 8日 (水)

おそろし

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鉄塔もそこそこの好天のようで、ブナの葉には弱いながらも陽が差しています。しかし、前半のショットでは、風がなく葉が全くと言っていいほど動きません。蕪村の句に「動く葉も なくておそろし 夏木立」というものがあるようですが、確かに陽が差して微動だにしない夏の木は、美しいなどという言葉とは異質の存在ですね。
後半のショットでは、微風に揺られるブナの葉が見られます。やはり、こちらのほうが安心できる眺めではあります。


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山は晴れ里は雨

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なかなか良い天気ですね。稜線ショット(前回は7月7日)では、遥か遠く武甲山もおぼろげに見えるほどの眺めの良さです。ところが、よく見ると遠方に低い雲が見えます(画像By20090708の赤丸部分)。ここはちょうど秩父の市街地にあたるところ。気になって気象データを調べてみると、やはりこの時間の秩父アメダスは降水を観測していました。典型的な「標高の高い山のほうが天気が良い」状況になっています。
ところで、この稜線ショットの映像でエゾハルゼミの鳴き声が聞こえませんね。天気がよく気温も上がっているはずなのですが。そう思って今日の映像を探してみたところ、後半に入れた林道ショットで鳴き声を確認しました。しかし、なんともか弱い鳴き声。エゾハルゼミとのお別れも間近やもしれません。


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2009年7月 7日 (火)

小暑・温風至る

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今日から「小暑」(しょうしょ) の節気に入ります。一年で最も暑い時期とされる「大暑」(たいしょ) の節気の前なので小暑、ということのようです。実際、梅雨明けはまだまだ先ですが、今日はそれを予感させるような晴天となり、山も少し暑そうですね。
小暑の初候は「温風至る」(あつかぜ、いたる) です。久しぶりに、ロボットカメラ七十二候にそのまま採用するして問題なさそうな候がきましたね。もっとも、時期的にはもう少し遅い時期にこの候を当てはめる可能性も考えられますので、本候もいつも通り注意深い観察が必要です。
なお、これまでに本ブログで独自に提案した「ロボットカメラ七十二候」をこちらにまとめてみました。是非ご覧ください。


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満月の七夕

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いよいよ七夕の日がきました。天気のほうは、ご覧のとおり梅雨としてはなかなかの好天。前半の稜線ショット(前回は7月2日)では、はじめ日陰になっている手前のヒノキにだんだん陽が当たっていきますし、後半のショットを見ても空はうっすら青い。もしかしたら、夜晴れるかもしれませんね!
しかし、今年の七夕の夜はなんと、満月の夜。これではたとえ夜が晴れたとしても、天の川は月明かりに消されてしまうでしょう。まさに、現行の暦が月齢と無関係であることの弊害です。
もっとも、だからといって旧暦のほうが優れているということでは全くありません。むしろ、現代の社会においては、現行の太陽暦のほうが理に適っているのは明らかです。だからこそ、せめてこのインターネット空間の中だけでも、かつての太陰暦を色濃く残し、後世へ伝えていければと思うのです。


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「ロボットカメラ七十二候」一覧

穀雨 初候 「木の芽始めて開く」(きのめ、はじめてひらく)
穀雨 次候 「霜止みて山青む」(しもやみて、やまあおむ)
穀雨 末候 「山桜咲く」(やまざくら、さく)

立夏 初候 「蛙始めて鳴く」(かわず、はじめてなく)
立夏 次候 「蚯蚓出る」(みみず、いずる)
立夏 末候 「新しき緑輝く」(あたらしきみどり、かがやく)

小満 初候 「春蝉始めて鳴く」(はるぜみ、はじめてなく)
小満 次候 「白花栄う」(しらはな、さかう)
小満 末候 「羽虫始めて舞う」(はむし、はじめてまう)

芒種 初候 「雨雲山を覆う」(あまぐも、やまをおおう)
芒種 次候 「鳥霧中に鳴く」(とり、むちゅうになく)
芒種 末候 「皐月の陽眩し」(さつきのひ、まぶし)

夏至 初候 「春蝉雲に隠る」(はるぜみ、くもにかくる)
夏至 次候 「山稜影絵のごとし」(さんりょう、かげえのごとし)
夏至 末候 「半夏生ず」(はんげ、しょうず)

小暑 初候 「温風至る」(あつかぜ、いたる)
小暑 次候 「雨雲天に上る」(あまぐも、そらにのぼる)
小暑 末候 「雨止みて空清し」(あめやみて、そらきよし)

大暑 初候 「大雨時行る」(たいう、ときどきふる)
大暑 次候 「土潤うて溽暑し」(つち、うるおうてむしあつし)
大暑 末候 「夏蝉始めて鳴く」(なつぜみ、はじめてなく)

立秋 初候 「涼風至る」(すずかぜ、いたる)
立秋 次候 「空青く雲白し」(そらあおく、くもしろし)
立秋 末候 「天地始めて粛し」(てんち、はじめてさむし)

処暑 初候 「烏秋の愁いを呼ぶ」(からす、あきのうれいをよぶ)
処暑 次候 「野分時至る」(のわけ、ときどきいたる)
処暑 末候 「秋虫密やかに鳴く」(あきむし、ひそやかになく)

白露 初候 「鳥木の実に群がる」(とり、このみにむらがる)
白露 次候 「鶺鴒鳴く」(せきれい、なく)
白露 末候 「草木の露白し」(くさきのつゆしろし)

秋分 初候 「雷乃ち声を収む」(かみなり、すなわちこえをおさむ)
秋分 次候 「虫蟄れて戸を坏ぐ」(むし、かくれてとをふさぐ)
秋分 末候 「蒙き霧升降」(ふかききり、まとう)

寒露 初候 「秋気空を洗う」(しゅうき、そらをあらう)
寒露 次候 「鹿秋の深まりを嘆く」(しか、あきのふかまりをなげく)
寒露 末候 「楓蔦黄む」(もみじつた、きばむ)

霜降 初候 「霎時施る」(こさめ、ときどきふる)
霜降 次候 「霜始めて降る」(しも、はじめてふる)
霜降 末候 「紅娘陰に集う」(てんとうむし、かげにつどう)

立冬 初候 「朔風葉を払う」(きたかぜ、このはをはらう)
立冬 次候 「地始めて凍る」(ち、はじめてこおる)
立冬 末候 「栗の葉黄ばむ」(くりのは、きばむ)

2009年7月 6日 (月)

半夏生

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山は再び、いや三たびの悪天候へ。昨日の爽やかな風も去り、再び鳥がひそやかに鳴く光景です。

今日までが夏至末候「半夏生ず」の候でした。夏至の節気も終わり、夏も早くも後半、深い夏へと向かっていきます。
本候のロボットカメラ七十二候ですが、本候の「半夏生ず」は、半夏生(はんげしょう) という雑節の由来となっているもので、重要度は高いと言えます。他にさしあたってとても相応しい代替案もありませんので、今回はひとまず本朝七十二候「半夏生ず」を流用、としたいと思います。


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最後は下向き(映像ヘン)

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久しぶりにこの変な現象が起こりましたね。あまりの湿気に、ロボットカメラ君もいい加減うんざりしてしまったのでしょうか。
こんなときに限って、珍しいショットが送られてきました。後半に入れてあるのがそれで、正しい画像に直すと右By20090706のようになります。これは、毎日の撮影の最後のショットで、カメラが下を向くアングルとなっています。最後に下を向けて終了することで、カメラハウジングのガラスが汚れるのを防ぐ、という目的があります。
ところで、このショットでは何か妙な鳴き声のようなものが聞こえますが、残念ながら音も異常なので、正体を突き止めるのは難しそうですね……


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2009年7月 5日 (日)

新歴の忘れ物

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久しぶりにしっかりと風が吹き、木の枝が大きく揺れています。エゾハルゼミの鳴き声もしっかり聞こえ、珍しく爽やかな映像となっていますね。もしかしたら、7月7日は晴れるかも、と淡い期待を抱かせます。
ちなみに、現在の暦でも、七夕を7月7日ではなく、ひと月遅れの8月7日に行う地域もあります。有名な仙台の七夕祭りなどがそうですね。これは旧暦に配慮しての措置です。それでも「7日」という点で新暦に従っている以上、月齢は無視せざるを得なくなってしまいます。
旧暦と七夕の関係を見てきて、かつての人々は月を、ひいては「夜」というものを、とても大切にしてきたのだと気付きました。それと同時に、月に合わせた暦というのは、たしかに現代の都市化された生活の中には相容れないものだと、改めて感じもしました。


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ホオジロ?

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今日は低い雲はないものの、空は真っ白。しっかり曇りですね。
今日はある鳥の鳴き声がよく聞こえているので、その部分を集中的に拾ってみました。今日の映像で、計5回鳴きます。Web上でいろいろ調べてみたところ、どうやらこの鳴き声は「ホオジロ」ではないかと思います(詳しい方、いらっしゃいましたらご確認お願い致します)。聞きなし(鳴き声を意味のある言葉に当てはめたもの)は「一筆啓上仕り候」「源平ツツジ白ツツジ」などが著名なようですが、皆さんにはどのように聞こえるでしょうか。


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2009年7月 4日 (土)

七夕と月

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鉄塔カメラ映像でも、遠方に雲の帯が見えます。しかし、全体的に矢竹カメラよりは遠景がすっきり見えるように思います。
さて、今日も七夕の話題。まず、昨日の答えですが、ポイントは旧暦(太陰太陽暦)が月齢に基づいた暦であるという点。つまり、同じ月日には月が同じ状態で出る、ということです。7月7日はというと、必ず上弦の月(半月)になります。上弦の月は24時前には西へ沈みますので、夜遅い時間になると月明かりがなくなり、天の川がとても見やすくなるのですね。つまり、毎年必ず同じ日を七夕とするのには、ちゃんと理由があったのです。


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曇り?晴れ?

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前半は遠景比較ショット。前回の6月30日と比べると雲はだいぶ少なく、上のほうにちょこっとあるのみ。それでも、空気は湿っているようで、ジメジメとした印象を受けます。しかし、後半のショット(ショットの詳細は6月13日の記事参照)を見ると、空はわずかながら青みがかっているようにも見えますね。遠景比較ショットで見える雲以外には、厚い雲はそれほど無いのかもしれません。
それにしても、今日の天気は晴れとも曇りとも、どちらを言われてもいまいちピンとこない感じです。単に「天気」という指標から現地の様子を想像することがいかに難しいかが、今日のような日の映像からは実感できます。


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2009年7月 3日 (金)

旧暦の七夕

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鉄塔のほうももちろん雲の中。こちらは近くに木があるぶん、少し映像が楽しめます。濃い霧で、少しでも遠くにある木はぼやけてしまっていますね。しかし、こうなることで逆に距離感が掴みやすいという面もあります。
さて、七夕の話題ですが、本来の七夕は旧暦(太陰太陽暦)の7月7日でした。これは、例えば今年だと8月26日になります。梅雨とは無縁の時期ですね。実際、統計的にも旧暦7月7日は約53%の確率で晴れているようです。これなら、天の川伝説も納得ですね。
しかし、旧暦の7月7日には、単に梅雨ではないという以外に、もう一つ重要な要素があります。それは何でしょうか。ということで続きはまた次回に……


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もうすぐ七夕

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昨日、雲はいったん去り視界が開けましたが、今日は再び雲の中に入ったようです。まさに、梅雨本番といった様相ですね。もうすぐ七夕(7月7日)ですが、天気予報を見るとこのまま天気は回復しないまま迎えそうです。これでは、7日に天の川を眺めることは難しそうです。
統計によると、七夕の日が晴れる確率は26%ほどらしいです。やはり低いですね。何故、こんな梅雨の時期に、天の川伝説の七夕なのでしょうか。答えはもちろん、七夕は元来旧暦に基づく節供だからです。


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2009年7月 2日 (木)

半夏生ず

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こちら鉄塔カメラも矢竹カメラ同様、霧の漂う眺めとなっています。こう見ると、ただの風向風速計もどことなく趣を感じますね。

今日から、夏至末候「半夏生ず」(はんげ、しょうず) の候です。この「半夏」はカラスビシャクという草の塊茎のことで、いわゆる「ハンゲショウ」の花のことではない、というのが有力なようです。
いずれにせよ、映像にはカラスビシャクもハンゲショウも映らないので、本候も独自の七十二候を提案してまいります。


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幽玄

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昨日の深い霧で空気が洗われたのでしょうか。今日の映像はとても清々しいものとなっています。前半は稜線ショット(前回は6月24日)ですが、遠方の山肌が見え隠れする様は、厳かな感情を呼び起こすものではないでしょうか。後半の寄りのショットでも、薄い霧がゆったりと漂う様が映し出されています。今日のような眺めに相応しい言葉は何でしょうか。「幽玄」という言葉が、個人的には思い出されます。


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2009年7月 1日 (水)

文月



(参考:6月30日の映像

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昨日の風は、さらに濃い霧をもたらす風でしたね。上に昨日と今日の映像を並べました(同じショット構成)が、特に後半のショットで今日のほうが霧が濃いことがわかるかと思います。
さて、今日から7月ですね。7月の別名は「文月」(ふづき・ふみづき) 。その由来は、短冊に字を書く七夕の行事だというのが有力なようです。月の別名は本来旧暦に基づくものなので、これまで紹介するとともに注意を呼びかけてきましたが、この7月はどうでしょうか。七夕は7月7日なので、一見問題ないように思えますが……この続きはまた明日以降に。


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山稜影絵のごとし

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このところ、天気が悪いなりにも対岸の様子は確認できていましたが、今日は久しぶりに完全に視界が遮られました。こうなると、音に注目せざるをえないですね。ウグイスなどの鳥の声に、小さな虫の音らしきものも聞こえます。
また、対岸は見えませんがカメラ側は見えるかと思い、後半は林道ショットを。一応見えることは見えるものの、霧がかなり深いことが改めて実感できる形となりました。

さて、今日で夏至次候「菖蒲華く」の候も終わり。本候で最も印象深かったのは、稜線の木々が影絵のように見える光景でした。梅雨のこの時期ならではの湿気がもたらす眺めという点で、七十二候に相応しい題材ではないでしょうか。というわけで、本候のロボットカメラ七十二候は「山稜影絵のごとし」(さんりょう、かげえのごとし) を提案します。


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