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2009年9月

2009年9月30日 (水)

ブナの雨露

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しっかり雨が降っていますね。いよいよ、「秋の長雨」の時期でしょうか。
雨音が強く聞こえるうえ、ブナの樹冠にズームインする鉄塔カメラでは、視覚的にも雨を確認することができます。特に葉から垂れる雨露は、自分に雨の当たらない映像というメディアを通して快適な環境で落ち着いて見ると、なかなか見応えがありますね。「白露」の由来である朝露とは違いますが、これはこれで独特の趣があります。


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嘆きの鹿

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さすがに今日は雨が降ってしまいました。が、昨日までで予定していた範囲の調査は一通り終了したので、痛手にはなりませんでした。そういう意味では、なんとか天候に恵まれた今回の調査でした。
さて映像ですが、今日はシカの鳴き声が綺麗に入っていますね! そういえば、現地でも何度か鹿の大きな鳴き声を耳にしましたが、見事に入ってくれました。現地でも感じましたが、雨に加えて霧も出ているので、霧の嘆き効果があるのでしょうか、このシカの鳴き声もどことなく哀愁が漂うというか、悲痛な叫びのように聞こえてしまいます。


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2009年9月29日 (火)

高曇りの良視界

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今日は樹木調査2日目。この時間は対岸におり、そこそこ大きな声で測量した数字を読み上げていたはずなのですが、残念ながらその声は聞こえませんね。
天気は思いの外崩れませんでした。遠景比較ショット(前回は9月24日)では対岸がハッキリ見えていますし、さらに注目は稜線ショット(前回は9月27日)。度々お目にかかる、高曇りの良視界です。このあたりの雨雲はもう雨を降らせ、散ってしまったのかもしれません。


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2009年9月28日 (月)

虫蟄れて戸を坏ぐ

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秋分次候「虫蟄れて戸を坏ぐ」(むし、かくれてとをふさぐ) の候に入ります。この時期、朝夕はおそらくまだまだ虫の音が大きく聞こえるでしょうが(参考:2007年10月7日の映像)、普段ロボットカメラが撮影している昼間は、虫の声をめっきり聞かなくなったような気がします。今日の鉄塔映像からも、虫の声は聞こえません。
この時期にこの候は、ロボットカメラ七十二候的には案外ピッタリかもしれませんね。


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山の神周辺樹木調査

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今日から3日間の予定で、山の神周辺の樹木調査を行っています。ちょうど、後半の近景比較ショット(前回は9月26日)に映っているあたりですね。このあたりはヤマザクラが咲いたり紅葉の種類が豊富だったりと、生物季節学(フェノロジー)的に重要な場所となっているので、今回このあたりの樹木の位置とサイズ、そして樹種を調査し、今後の映像分析に役立てる予定となっています。
今日はご覧のとおりの悪天候でしたが、雨が降らなかったので無事に調査ができました。明日も天気が持つと良いのですが……


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2009年9月27日 (日)

喧噪から静寂へ

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今日の鉄塔カメラ映像は昨日と同じショットにしてみました。遠景が一層ぼやけ、さらに風が強くなっています。天気は確実に下り坂ですね。
秋分初候「雷乃ち声を収む」は今日までです。喧噪の夏から静寂の冬への転換点として、この候はロボットカメラ七十二候にそのまま流用したいと思います。落雷は以前ロボットカメラ映像でも音を確認していますし、問題ないでしょう。


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もやのカーテン

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昨日から天候はさらに悪化。前半の稜線ショットを見ると、前回の9月24日と比べて次元の違う見通しの悪さです。
それでも、対岸は一応見えているので、これは霧とは言えないかもしれません。しかしながら、後半のショットは昨日ご紹介したカラマツのショットですが、今日はカラマツがどれなのか見分けるのが非常に困難ですね。まるで、カメラと対岸との間に薄いカーテンがひかれているかのようです。さしずめ、「もやのカーテン」といったところでしょうか。


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2009年9月26日 (土)

夜なべ

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こちらも曇りの鉄塔カメラ映像。ブナの葉には、まだ目立った色変化は見られませんね。
今日で秋の彼岸が明けます。かつて農家の人々は、この秋の彼岸、もしくは八朔を期日に、昼寝をやめて夜の作業を始める、という習慣があったそうです。この夜仕事が、いわゆる「夜なべ」です。


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緩い色変化

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今年最後の暑さも去ったでしょうか。今日は対岸が少し霞んで見えます。

前半は近景比較ショット。前回の9月19日からちょうど1週間経ちましたが、色の変化はどうでしょうか? さすがに、目立った変化はまだまだ観察できませんね。
そこから映像は針葉樹のショットに変わりますが、ここにはカラマツが何本か紛れています。右の画像By20090926で赤丸をつけたあたりにカラマツがあるのですが、ほんのり黄色がかって周りの針葉樹たちと見分けがつくようになっています。
そして、ここからカメラが移動した先のショットには、紅くなっている木がはっきりと見えます。この木の樹種はわかりませんが、一足先の紅葉でしょうか。

木によってペースはまちまちですが、それぞれ秋を感じているのでしょう。


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2009年9月25日 (金)

爽やか

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晴天続きの今日この頃、鉄塔カメラ近くのブナには眩しいばかりの陽光が降り注ぎます。そして、その葉を揺らす風。さわさわと心地よい音が聞こえてきますね。
この「さわさわ」という表現ですが、どうやら「爽やか」という言葉の語源はこの「さわさわ」という葉の擦れる音にあるようです。そこから転じて、肌触りの良さを表現する言葉となった、ということです。
普段、「爽やか」という言葉はあまり季節を気にせず使われますが、歳時記的には、湿度の高い夏を過ぎ、湿度が下がって汗ばむことも少なくなるこの秋の季語として扱われます。なので、今日の映像は季節的にも「爽やか」という言葉がピッタリですね。


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彼岸会

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晴天が続きます。気温が上がっていそうですね。9月21日に聞こえた虫の声が今日も聞こえますが、やはり気温のせいでしょうか。
さて、秋の彼岸9月20日から26日の7日間で、今日は6日目になりますね。この7日間には、「彼岸会」(ひがんえ) という仏事が行われます。中日は先祖に感謝する日で、これは現代でも墓参りの習慣として残っています。そして残り6日は、悟りの境地(彼岸)に達するのに必要な6つの徳目(六波羅蜜)を1日に1つずつ修める、ということのようです。


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2009年9月24日 (木)

最後の暑さ

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遠景比較ショット(前回は9月20日)は見事な青空。ですが、稜線ショット(前回は9月22日)のほうはもう一つ見通しが良くありません。まだ、残暑の空気が残っているのでしょうか。「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、今年最後の暑さが来ているのかもしれません。
また、カメラが向きを変えた直後、画面右上に一瞬黒いものが映り込みますね。静止画By20090924で抜き出してみましたが、ハチか何かの虫のようです。


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2009年9月23日 (水)

雷乃ち声を収む

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秋分の初候は「雷乃ち声を収む」(かみなり、すなわちこえをおさむ) です。雷といえば、9月4日に落雷の音が聞こえたのが記憶に新しいですね。
この候は、春分末候の「雷乃ち声を発す」と対応しており、つまり1年間を雷が鳴る半年と鳴らない半年に分けていることになります。
これから半年は、雷が鳴らない半年ですね。これからの半年は、静寂の冬を中心に、静かな半年であると言えそうです。今日の映像も、風の音とわずかに鳥の声が聞こえる程度で、これからの静寂な半年を表すかのようです。


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秋分

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「秋分」(しゅうぶん) の節気に入ります。今日が、昼と夜の長さがちょうど同じになる日ですね。今日の前後3日、計7日が「彼岸」(ひがん) ですが、歳時記で「彼岸」というと、一般的には春の彼岸(春分の前後)を指すようです。なので、今の時期は特に「秋の彼岸」と呼ぶことにしましょう。
今日の映像は、次々にカメラの方向が変わり、4つのショットが出てきます。これらには、順に「Y18」「Y19」「Y21」「Y23」とついています。このYは「矢竹」(やたけ) のYで、鉄塔カメラのショットIDは「T○○」となっています。


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2009年9月22日 (火)

草木の露白し

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今日は曇り。このところ天気の移り変わりがめまぐるしいですね。後半の稜線ショット(前回は9月20日)だと、天気が確認しやすいとので、遡って見てみてください。
さて、今日で白露の節気が終わります。ロボットカメラ七十二候白露末候五行思想で秋を表す「白」を表現した、本来の白露初候「草の露白し」を採用したいのですが、映像には草は映っていません。なので、少しアレンジして「草木の露白し」(くさきのつゆしろし) としたいと思います。


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2009年9月21日 (月)

白秋

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はじめの旋回部分、遠方に綺麗な青空が見えているようです。現在の動画圧縮方式では、旋回部分がどうしても低画質になってしまいますが、今日のこの部分などはもう少しはっきり見えたらと、思ってしまいます。
さて、もうすぐ「白露」の節気も終わりを迎えますが、この「白」には、季節的な意味があります。中国の五行思想では、木・土・水・火・金を季節に当てはめ、青春(木)・朱夏(火)・白秋(金)・玄冬(水) としています。秋は白なので、秋の露は「白露」ということなのです。
ちなみに、五行の「土」がどの季節にも使われていませんが、「土」はそれぞれの季節の変わり目に当てはめられました。それが「土用」です。


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はっきり虫の声

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久しぶりに、はっきり虫の声が聞こえますね。この鳴き声、少し前に鉄塔カメラのほうでよく聞いていた印象があるのですが、ちょっと確認できませんでした。昨日から続く晴天で、今日は少し気温が上がっているためでしょうか。それとも、この虫はこれからが最盛期なのでしょうか。もう何日か、様子を見たいところです。
後半のズームインショットでは、画面左のほうに少し紅くなっている葉が見えますね。昨日の黄色といい、ゆっくりながらも確実に秋は深まっています。


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2009年9月20日 (日)

暑い、寒い、そして爽やか

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鉄塔カメラ付近にも、燦々と陽光が降り注いでいますね。はじめのショットでは、ブナが陽光を眩しく反射していて、暑さすらイメージさせます。しかし、次の風向風速計ショットでは風が視覚と聴覚に訴え、さきほど感じた暑さのイメージは一転、もしかしたら現地は見た目以上に寒いのではないかとも思いました。そして、最後の鉄塔上部ショットでは、風に揺られるブナの枝葉の影が爽やかさを演出。こういう映像を見ると、今すぐ現地へ行きたくなります。
このように、撮影時刻がさほど変わらないにもかかわらず、ショットによって伝わってくる現地のイメージは異なると思います。実際に現地でも日当りや風の有無によって暑さや寒さなどをめまぐるしく体験することになるのですが、映像では視覚と聴覚しかチャンネルがないので、イメージの移り変わりはより頻繁に起こるのではないでしょうか。


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ほんのり黄色?

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今日の遠景比較ショット(前回は9月12日)の見て、思わず声を上げてしまいました。なんと素晴らしい青空。まさに、天の高い秋、ではないでしょうか。稜線ショット(前回は9月14日)の見通しも格別ですね。By20090920_2
昨日、1ヶ月であまり見た目が変わらないと書きましたが、遠景比較ショットを8月22日と見比べてみると(右画像)、今日のほうが広葉樹がほんのり黄色がかっているようにも見えます。気象条件がかなり違うので、確かなことはわからないのですが……


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2009年9月19日 (土)

八朔

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鉄塔カメラは風もなく、動物の気配もありません。旋回ショットでカメラの旋回音が空虚に鳴り響いています。
旧暦では今日から八月になりました。旧暦では、月のはじめの日を「朔日」と書き、「ついたち」と読みます。「朔」とはいわゆる新月のことで、月が太陽と重なって見えなくなる時を指す言葉。この「朔」を含む日をひと月の始まりとするのが、旧暦の基本です。
そういうわけで、「朔日」は年に12日あることになりますが、八月朔日はちょうど稲の穂が実る時期であり、「八朔」(はっさく) と呼ばれ特別扱いされていました。徳川家康が江戸城に入城したのがちょうどこの「八朔」の日だったらしく、江戸時代は「八朔」が正月に次ぐ祝日だったそうです。
ちなみに、みかんの「はっさく」も、これが由来です。この時期から食べられるみかんということで、「はっさく」の名がつけられたそうです。


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変わらないひと月

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今日も晴天とはいきませんでした。近景比較ショット(前回は9月16日)が全体的に白く霞んでいます。ほぼ1ヶ月前の8月20日も、ちょうどこのような感じでした。この1ヶ月で気温はだいぶ下がったとは思いますが、見た目のほうはまだまだ変わりませんね。今から1ヶ月後には、まもなく紅葉真っ盛り、という感じでしょうか。楽しみですね。
後半のショットでは、鳥の鳴き声も目立ちますね。


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2009年9月18日 (金)

玄鳥去る

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今日はまた天気が下り坂。雨は降っていないようですが、なんだかやたらと湿っぽいですね。
白露末候「玄鳥去る」(つばめ、さる) の候に入ります。ツバメは奥秩父にもいるかもしれませんが、初候で採用しなかった「草の露白し」も、白露の節気中に残しておきたいので、本候のロボットカメラ七十二候ではこちらを採用する可能性もあります。


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2009年9月17日 (木)

奥秩父にもセキレイ?

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晴天が続き、鳥の鳴き声も相まって爽やかさ満点。後半のショットは特に大きく聞こえます。
今日で、白露次候「鶺鴒鳴く」の候が終わります。このところ、鳥の鳴き声がよく聞こえる日が多いように思いますが、その中にセキレイは果たしていたのでしょうか? 私はセキレイ科の鳥の鳴き声がわからないので、いなかったと断言することはできません。したがって、本候のロボットカメラ七十二候は、奥秩父にもセキレイがいる可能性を考慮し、暫定的にそのまま「鶺鴒鳴く」(せきれい、なく) を引き継ぎたいと思います。


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2009年9月16日 (水)

画質かファイルサイズか

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こちら鉄塔カメラも爽やかな陽光が降り注いでいますが、同時にやや強めの風も吹いています。カメラ旋回中から、ブナが大きく、同時にやや細かくも揺れているのが見えます。陽光に照らされたブナとその影の揺れ、葉の擦れる音。そして、揺れによって感じられる、ブナの枝と葉のしなやかさ。これらこそ、森林を写真でなく動画で記録する醍醐味です。
しかし、動画であるがための悩みも。葉が揺れる今日のように画面構成がめまぐるしく変わる映像は、そうでないもの(9月11日など)に比べて、動画ファイルの圧縮がより困難となります。ファイルサイズを一定に保とうとすると画質を落とさざるを得ませんし、逆も然りなのです。本ブログでは、ファイルサイズの一定化に重点を置いておりますので、この機会にご了承ください。


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秋うらら

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霧の山から一夜明け、爽やかな晴天となりました。昨日の霧で空気が洗われ、近景比較ショット(前回は9月7日)など、清々しさが一段と際立っています。
「春うらら」という言葉はよく耳にしますが、今日などは「秋うらら」とでも言いたくなるような雰囲気ではないでしょうか。「うららか」という言葉の意味は「空が晴れて日が柔らかくのどかに照っているさま」ということなので、「秋うらら」という言葉自体は問題ないと思われます。


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2009年9月15日 (火)

騒音と旋回音のうなり

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鉄塔カメラも悪天候。そして矢竹同様、騒音が聞こえます。矢竹の前半で聞こえた、ヘリコプターとおぼしき音のほうでしょうか。
映像は、ちょうどカメラが旋回する部分ですが、その旋回音が騒音と同時に鳴ります。その両者の音ですが、単に同時に鳴っているわけではなく、うなりを伴って聞こえてきます。これは、偶然2つの音の周波数の比が比較的シンプル(2:3など)になっており、かつ微妙にズレているために起こった現象です。理論的なお話はともかく、非常に耳に障る音ですね。


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騒音静寂また騒音

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今日は悪天候ですね。はじめのショットでは対岸はほとんど見えません。が、寄りのショットのほうではうっすらと木々の姿が。標高の低いところのほうが、霧がやや薄いようです。
音のほうにも注目してみましょう。3つのショットを繋いでありますが、真ん中のショットは静寂で、それを騒音のショットが挟む形となっています。ただ、騒音は前後で少し違いますね。はじめのショットのほうは大きな低音で、ヘリコプターか何かでしょうか。後半はよく耳にする騒音、ジェット機のものと思われます。


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2009年9月14日 (月)

ずれる旧暦

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鉄塔カメラはブナの葉にズームイン。日差しを浴びて眩しく輝いていますね。また、今日は画面右上でクモの糸とおぼしきものも光っていますね(「jp」の文字の上あたりです)。

さて、矢竹の記事で今は初秋だと書きましたが、昨年の9月14日は旧暦で八月十五日だったのです。つまり、初秋ではなく仲秋だったのですね。なぜ、こんなにもずれが生じてしまうのでしょうか。
ちなみに、旧暦の八月十五日といえば「チュウシュウの名月」で有名ですが、このチュウシュウは「仲秋」ではなく「中秋」と書きます。「中秋」が意味するものは、秋(七〜九月)のど真ん中、つまりまさに旧暦八月十五日を指すのです。


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初秋

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稜線ショットは前回(9月10日)ほどではないですが中々の見通し。後半のショットでは鳥の声も響き、爽やかな気分になれる映像ですね。
今日は旧暦の七月二十六日になりますが、旧暦時代には七月は「初秋」と呼ばれていました。秋は旧暦の七〜九月に相当しますが、それぞれの月が初秋・仲秋・晩秋というわけです(他の季節も同様)。なので、今日などいかにも「初秋」らしいですね、などと言いたいのはやまやまなのですが、旧暦に関する事項はそう簡単に済まない問題が多いのです……


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2009年9月13日 (日)

風の音

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矢竹のほうもそうでしたが、なんと穏やかな晴天でしょう。矢竹で聞こえた鳥の声は、鉄塔では控えめ。そのかわり、こちらでは風の音が穏やかな初秋の晴天に彩りを加えます。
ロボットカメラ映像で聞こえる風の音には、大きく分けて2種類あります。風がマイクに吹き付ける音と、風が枝葉を揺らす音です。今日聞こえる「風の音」は、後者のものですね。
直接枝葉が揺れる映像も良いですが、後半の鉄塔上部ショットのように、風によって木の影が揺れるという絵も、なかなかの趣を感じます。


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鶺鴒鳴く

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昨候は鳥の姿も声も目立ちましたが、今日も引き続き鳥の鳴き声が。素晴らしい晴天とも相まって、なんとも穏やかな雰囲気を醸し出していますね。さらに、後半のショットではまたしても鳥の姿が。偶然の要素も大きいのでしょうが、本当にこのところよく見かけます。
本日より、白露は次候「鶺鴒鳴く」(せきれい、なく) の候に入りますが、今日の映像にはセキレイの鳴き声は入っているのでしょうか。そもそもセキレイが奥秩父にいるのかすら、不勉強な私にはわからないのですが……


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2009年9月12日 (土)

鳥木の実に群がる

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鉄塔カメラもかなり強い雨。鉄塔上部の鉄板に雨が当たるため、こちらは特に雨音が大きく聞こえます。映像は9月9日にご紹介した新ショットと同じものですが、カメラの旋回音が雨音でかき消されるのではないかというほどです。

さて、今日で白露初候「草の露白し」が終わりますが、本候は鳥の姿が目立ちましたね。9月9日の矢竹鉄塔9月11日の鉄塔と、この短期間にこれだけ鳥が見えたことは今までなかったのではないでしょうか。さらに、9月10日の矢竹をはじめ、鳥の鳴き声も一段と賑やかでした。
これからの時期は鳥が木の実に群がる季節。なので、本候のロボットカメラ七十二候は「鳥木の実に群がる」(とり、このみにむらがる) を提案したいと思います。


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雨の中チェーンソー?

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今日は8月29日以来の遠景比較ショット。ところが、久しぶりの雨となってしまいました。この前に天気が悪かったのは9月4日。このところいい天気が続いていましたね。
しかし、この天候だというのに、映像からはチェーンソーとおぼしき音が聞こえてくるではありませんか。ただでさえ危険な作業なのに、まさかこんな雨の日に、山仕事をしているのでしょうか……


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2009年9月11日 (金)

また鳥の姿?

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またしても、映像に鳥のようなものが映り込んでいます。
はじめに旋回からズームインした後、画面左上から何かが飛んできます。ちょっと動きが鳥らしくないようにも見えますが、どうでしょうか。
さらにその後、今度は左下から。こちらは鳥らしい動きに見えます。Bt20090911
以前と同じように、鳥のようなものが映っているタイミングの静止画を切り出して、赤丸をつけてみました。やはり静止画では全く識別できませんが、飛んでいる場所の目安にはなると思います。また、右下のタイムスタンプも参考にしてみてください。

後半は風向風速計ショットですが、今日は天気は良いものの、少し空気が霞んで白っぽく見えるような気もします。


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あちこちでスギ枯れ

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今日はやや珍しいショットが送られてきたのでご紹介しましょう。はじめに映るのは近景比較ショットの後半部分で、そこからカメラが旋回した先です。このショットは以前にも何度かご紹介した記憶がありますが、木がはっきり3層に分かれていますね。このうち、真ん中がスギの植林地になりますが、何本か少し茶色くなっているスギがあるのが気になります。これも、クマハギが原因なのでしょうか……
後半はユリノキショットですね。青空と雲が、これまた層を成して並んでいて面白いですね。鳥の鳴き声も相変わらず賑やかです。


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2009年9月10日 (木)

スズメバチの季節

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鉄塔のほうも天気は良いですが、風もかなり強いですね。これだけブナの枝葉が揺られているのは久しぶりではないでしょうか。風速計も、勢いよくグルグルと回っています。これくらいの風があると、現地は天気が良くても少し肌寒いかもしれませんね。
映像の最後には、虫の羽音も入っています。このような低音の羽音は、ハチやアブの可能性が高いですね。特にこれから10月にかけては、スズメバチの最盛期となります。奥秩父に限らず、山へ入る方は、くれぐれもお気を付けください。


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今日は鳴き声たっぷり

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このところ晴天が多くなりましたが、今日は特に爽やか。後半の稜線ショット(前回は8月26日)の見通しも最高ですね。武甲山まで見えています。
昨日、矢竹カメラに鳥がたくさん映り込みましたが、今日は姿は見えないものの、今度は鳴き声がずいぶんと賑やか。個人的には、あまり今まで聞いたことのないような賑やかさです。それこそ、3羽4羽では済まないのではないでしょうか。近くに、美味しい木の実が成ったのかもしれませんね。


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2009年9月 9日 (水)

鳥と新ショット

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最初のショットは9月5日の後半の固定ショットなどと同じ、お馴染みのショットですが、こちらでも鳥の姿を捉えていますね。矢竹の鳥ラッシュといい、今日はちょっとすごいですね。
ショットはすぐに切り替わりますが、少し見慣れないショットですね。これは、最初のショットからズームアウトしたもので、右の画像Bt20090909の赤枠部分が最初のショットに該当する部分です。映像はそこから旋回し、行き着く先はお馴染み風向風速計ショット、という具合です。


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鳥、鳥、鳥

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今日はやたらと鳥が映像に映っています。3つのショットで見つけたので、全て並べてみました。
By20090909
はじめのショットでは、画面中央を右から左へ飛んでいきます。これは見やすいのではないでしょうか。
2番目のショットでは、画面右上隅を下から上へ。かなり小さいので、目をよく凝らす必要がありそうです。
最後のショットは、画面左下隅。これは本当に一瞬です。

3つそれぞれを静止画にしたものも作ってみました。それぞれ赤丸部分が鳥なのですが、正直捉えきれていませんね。少なくとも、各ショットで赤丸付近を通過することは間違いありませんので、その部分を注視してみてください。


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2009年9月 8日 (火)

秋口の旋回ショット



(参考:7月20日の映像

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ふと、最近旋回ショットをご紹介していないことに気づきました。今日は、20秒間まるまる、たっぷり旋回ショットです。
ちょっと調べてみると、晴れの旋回ショットは実に7月20日以来のようです。上に映像を並べてみましたが、さつがに1ヶ月半経つと葉の色も変わっていますね。夏の陽光を浴びた葉はクチクラ層を発達させ、ゆっくり濃い緑に変わってゆくのです。それが顕著にわかる2つの映像ですね。


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2009年9月 7日 (月)

草の露白し

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鉄塔は素晴らしい陽光ですね。鉄塔上部のブナの影は、一昨日よりさらにくっきり。旋回する部分も、ブナの明暗それぞれの部分がくっきり分かれていて、たいへん美しさを感じます。このショットは、やはり燦々と降り注ぐ陽光が似合いますね。
今日からの白露初候は、「草の露白し」(くさのつゆ、しろし) です。残念ながら、ロボットカメラの映像には草はほとんど映っていません。この鉄塔カメラにたくさん映っているブナを草に置き換える、というのも案の一つですね。


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白露

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今日から「白露」(はくろ) の節気に入ります。このところ里でも気温がやや下がり、秋を感じられるようになってきました。

今日の映像は近景ショットづくし。By20080920
前半は枯れたスギのショットです。昨年9月は一枚目の画像のように茶色が目立っていましたが、今日の映像ではもはや存在がわかりませんね。この木ですが、8月25日に現地へ行った際に直接見ることができ、枯れた原因がクマハギであることを確認できました(2枚目の写真Y07)。
後半はお馴染み近景比較ショット。前回の8月20日より空気が澄んでおり、森林のテクスチャがはっきりしていますね。このあたりからも、秋の深まりを感じることができます。


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2009年9月 6日 (日)

秋虫密やかに鳴く

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鉄塔カメラでも、秋の虫の声が聞こえます。もっとも、あくまでもその声は非常に密やかなもの。是非、ヘッドホンなどを使って聞いてみてください。

今日で、処暑の節気は終わります。奥秩父の山は暑さも収まり、すっかり秋めいてきました。
末候のロボットカメラ七十二候ですが、立秋の末候が「天地始めて粛し」に置き換わったので、元々そこに考えていた「秋虫密やかに鳴く」(あきむし、ひそやかになく) を本候に持ってくることにしようと思います。


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鳥の秋

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今日もまずまずの天気。虫と鳥の鳴き声がしっかり聞こえますね。秋の虫の鳴き声が大きくなってきたのに加え、鳥がこれから木の実をついばむ時期なので賑やかに活動します。

さて、懸案となっていたロボットカメラ七十二候についてです。
まず、本来の処暑次候「天地始めて粛し」ですが、ロボットカメラ七十二候ではこれを立秋の末候(今年だと8/1822)に入れます。
それに伴い、処暑の次候は、雑節の二百十日が含まれる候なので、「野分時至る」(のわけ、ときどきいたる) としたいと思います。「野分」は、台風の古い呼称です。


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2009年9月 5日 (土)

鉄パイプに虫

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鉄塔カメラの映像も、晴天の陽光が眩しいですね。鉄塔上部にも、ブナの葉の影がしっかりと落ちています。もっとも、すでに夏のような暑さは感じられず、爽やかな陽光という雰囲気ですね。
さらに今日は、ちょっと珍しいものが映り込んでいます。はじめのショットに映っている縦の鉄パイプの上を、虫が歩いているのが見えます。右の画像Bt20090905だと、赤丸部分になりますね。下から上へ向かって、ゆっくりですがしっかり移動しているのが確認できます。


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秋の青空

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今日は見事に晴れました。虫や鳥の鳴き声が実に爽やか。そして青空も鮮やかですね。秋が深まるにつれ、空の青さも深みを増していきます。
私は昨夜、群馬県の鹿沢というところにおりましたが、夜8時頃まで降っていた雨が止むと、見事な光り輝く満月が顔を出しました。ここ奥秩父でも、夜中はあるいは満月が山肌を照らしていたかもしれませんね。


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2009年9月 4日 (金)

落雷の時間差

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鉄塔カメラの映像でも、落雷の音が聞こえます。
矢竹で聞こえたものと同じ落雷音が入っていないか探したところ、ありました。前半のショットで11:35:09あたりに聞こえるものが、おそらく矢竹の前半のショットで聞こえたものと同じ落雷ではないかと思われます。この落雷音、矢竹では11:35:11あたりから聞こえたので、鉄塔のほうが2秒ほど早く聞こえていることになります。音速は毎秒340mほどですから、鉄塔カメラのほうが600〜700mほど落雷点に近いということになりますね。

ところで、今日の鉄塔カメラ映像は、虫の鳴き声も聞こえますね。ちょっと、異様な雰囲気にも思えます。


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落雷

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本日も引き続き、奥秩父は雲の中。現地で今夜の満月を見るのはちょっと厳しいかもしれませんね。
そして、今日は昨日とは異なる「自然」の音が聞こえます。これは落雷の音ですね。約2年前にブログを始めて以来、初めてのご紹介です。前半のショットでは、11:35:11あたりから遠くでゴロゴロ。後半のショットでは、より近くに落ちたのか、大きく聞こえますね。


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2009年9月 3日 (木)

十五夜と満月

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今日は旧暦の7月15日。満月の夜である、いわゆる「十五夜」ですね。しかしながら、奥秩父は雲が出ているどころか、昨日から完全に雲の中。これでは、月見など望むべくもありません。
ところが、少し細かい話をしますと、今夜の月は厳密な満月ではありません。月の公転軌道が楕円であることが原因で、月の満ち欠けの速度は一定ではありません。旧暦の日付は新月に最も近い日を「1日」として決めるため、15日が必ず満月になるとは限らない、というわけです。
そして、今回の満月は新暦で9月5日の午前1時頃。つまり、明日の深夜ということになります。明日こそ、月に注目すべき夜かもしれませんね。


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重機?

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今日は普段と全く異なる音環境。ひと聞きで、「自然」とは異質な、「人工」の要素を含む音だとわかります。後半では、人の話し声も聞こえますね。
音のみなので断定はできませんが、何か重機の類ではないかと思われます。木の伐採関係か、それとも林道の工事かもしれません。特に後者は、森林を観察・管理するうえで欠かせない作業となります。この矢竹カメラも、林道のすぐ脇に設置されているため、車を使えばメンテナンスも手軽に済ますことができますが、ひとたび林道が使えなくなると、事態は急変します。場合によっては、麓の作業所から数時間かけて歩いてこなければならなくなります!


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2009年9月 2日 (水)

手動で入手

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今日は矢竹カメラの映像は自動では伝送されてこなかったのですが、こちらから手動で現地PCにアクセスし、入手することができました。ですので、普段は矢竹→鉄塔の順にご紹介していますが、本日は鉄塔→矢竹と逆順になってしまいました。
映像は想像通りの天気の悪さ。わずかに雨の音も聞こえますが、それほど降っていないようですね。鳥の声が何種類か、しかもかなり近いところでも聞こえていることからも、雨の弱さが推測できます。


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禾乃ち登る

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昨日今日と、矢竹カメラの映像が伝送されてきません。台風の影響でしょうか…… 今日も天気が悪いようで、いろいろ心配になりますね。
昨日で処暑次候「天地始めて粛し」は終わり、今日からは末候「禾乃ち登る」(こくもの、すなわちみのる) に入ります。昨日二百十日の紹介でも書いたように、稲の収穫が近い時期ですね。
前候のロボットカメラ七十二候は、本候と合わせてもう少し検討することにします。


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2009年9月 1日 (火)

二百十日

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台風はすでに通り過ぎたようですね。雲は高さを増し、ブナは台風一過の爽やかな風に揺られています。
今日は、二百十日(にひゃくとおか)という有名な雑節にあたります。立春から数えて210日目のことで、かつて嵐が来襲する日として畏れられた日です。これに科学的・気象学的根拠は無いのですが、時期的に台風が来やすいのと、稲の収穫が近いため特に嵐に気をつける必要がある、という農業的背景から、必要とされた暦だったのかもしれません。
そういうわけで、今年はまさしく二百十日らしい、台風の襲来となったわけです。


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